心理カウンセラーは女性と男性どちらが多い?

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女性と男性どちらが多い?

近年、心理カウンセラーのメディア露出が増えたためか、「心理カウンセラーになりたい!」「心理カウンセラーという職業に興味がある」とおっしゃる方が多くなりました。

実際に私も、社会人になってから心理カウンセラーに興味を抱き、心理学を学ぶスクールに通い始めたのですが、スクールに入って一番最初に感じたことは『圧倒的に女性の方が多いなぁ』ということでした。

もちろん、男性も何人かはいましたが、それでも女性に比べると数える程でした。

心理カウンセラーの業界を見渡してみると、やはり男性よりも女性の方が多いようです。最近男性カウンセラーも増えてきていますが、割合でいうと6:4、または7:3ほどでしょうか。では一体、なぜ女性の方が多いのか考えてみたいと思います。

女性と男性の違いが関係するもの

男性と女性だと身体のつくりも異なりますが、物の感じ方・考え方もまるで異なります。一説では、「男性と女性は異星人同士である」と言われているくらい違うのです。

例えば、仕事で得意先のクライアントとトラブルを起こしてしまったとします。日々頑張っている矢先での思わぬトラブルで、その上、上司にチクチクと嫌味まで言われてしまい、とても大きなストレスを感じてしまったとします。
この場合多くの男性は、誰にも相談することなく自分の力だけでどうにか解決しよう・切り抜けようとします。一人で解決しよう、と考えるのが男性的思考です。

溜まったストレスは趣味で解放したり、お酒を飲んだり、何か別のことで発散させようとします。

反対に女性は、誰かに愚痴を言う・相談することで、ストレスを発散しようとします。女性は「共感」を得ることができると、とても安心するのです。
昔はよく井戸端会議をしている主婦の方を見かけましたが、誰かに話すことによってストレスを解放しているのです。

このように、ストレスの発散方法でも男性と女性だとまるで違います。
しかし女性は本能的に「話す」ことでストレスが軽減されることを知っているので、「誰かに悩みごとを話して聴いてもらい、そして共感してもらえることがどれだけ素晴らしいことなのか」わかっているのです。 心理カウンセラーはクライアントの相談に対して傾聴を心がけて、共感と受容をおこなうことが大切です。

その点では、女性は普段から実生活の中で、傾聴・共感・受容を本能的におこなっていると言えるでしょう。ですので、心理カウンセラーという職がそれほど遠いものではなく、身近に感じられるのも女性ならではではないでしょうか。

活躍しているのは女性?それとも男性?

女性の方が割合的には多いというお話しをしましたが、独立開業して活躍している心理カウンセラーの中には、男性も多くいるようです。
中には予約が取りづらい程人気の男性カウンセラーも数名知っています。

多くの女性は自分の感情や感覚を大切すると言われていますが、多くの男性は物事を論理的に考えると言われています。ですので、思考を使って道筋を立てて物事を分析する力に長けているとも言えるのです。

心理カウンセラーは傾聴や共感は基本のスタイルですが、話しを聴きながら「心理的には一体何が起こっているのか」背景を読み取り、心理分析することも大切です。
心理分析の見立てが間違っていたり、心理カウンセラーのジャッジが入ってしまうと、クライアントの混乱を招いてしまいます。

その点では、男性の方が本能的にも分析能力があると言っても過言ではありません。今人気のある男性心理カウンセラーも、巧みな心理分析を駆使して、「あなたの心の中では一体何が起こっているのか」丁寧に解説を施し、クライアントに問題解決の突破口と気づきを与える人もいます。

性別にこだわらず、自分の良さをだすことが大事

話しをまとめると、男性カウンセラーよりも女性カウンセラーの方が多いのが実際ですが活躍している心理カウンセラーは、男女問わずに「自分の良さを出している」ということです。

傾聴や共感を徹底的におこなう女性カウンセラーもいれば、心理分析を得意とする男性カウンセラーもいるように、カウンセリングのスタイルは三者三様です。自分の得意なことを理解し自分の良さを上手に出すことが、結果的の多くの人の力になるのかもしれません。

また昔に比べると、男性カウンセラーも増えてきています。社会的にこれからもっとニーズが広まっていく職業だと言われていますので、心理カウンセラーを目指す人は、男性女性どちらももっと多くなる傾向にあるでしょう。
「男性だから」「女性だから」ということに囚われずに、自分のスタイルを築き上げていけるとベストかもしれませんね。

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