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嫉妬のステラテジーとは

更新日: 2018/06/26

恋愛の駆け引きには「嫉妬心」がキーワードになる?!

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心理テクニックの一つに「嫉妬のステラテジー」というものがあります。この嫉妬のステラテジーは、恋愛指南書やテクニック本には必ずと言って良いほど記載されています。私も今まで様々な書籍で目にしたことがあります。

人は色々な感情を抱きますが、特に恋愛となると、普段はあまり感じないような感情に振り回されてしまう人も多いのではないでしょうか。悲しみだったり、怒りだったり、飛び上がるような喜びや嬉しさだったり、やはり親密な相手や親密になりたいと思う相手にほど、距離感が近いために様々な感情が沸き起こることと思います。特に、「嫉妬心」も男性・女性問わずに、恋愛で感じやすくなる感情の1つでしょう。

嫉妬のステラテジーとは、嫉妬心を上手く利用した恋愛の駆け引きで使えるテクニックの1つです。意中の相手にわざと嫉妬心を抱かせることで、相手の恋心を自分に強く向けることを指します。この嫉妬心、非常に不快だと感じる感情の1つです。嫉妬心から苦しんだり、過剰に相手を気にしてしまうことにも繋がってしまうため、できれば嫉妬心は抱きたくない、と思う人も大勢いることでしょう。とても不快な感情だからこそ、その分人の心を強く動かすのです。ですので、相手に嫉妬心をわざと抱かせるという行為は、上手に使うことができれば、意中の相手の心を動かすことにもなるのです。

この嫉妬のステラテジーは、夜のお店でもよく使われているテクニックの一つです。例えば、男性が好意を抱いている女性が働いているクラブに飲みに行ったとします。他の席で、その女性を指名し高級なお酒を沢山頼んでいる客がいると、嫉妬心が湧き上がり、こちらも負けじと高級なお酒を頼んで女性を喜ばせようとする…というようなことも実際にあるようです。「他の男性に好きな人をとられるかもしれない」という危機感が、嫉妬心を生み出しているのです。

嫉妬のステラテジーは使い方を間違ってしまえば、逆効果になってしまう例も沢山あります。では、上手に使うテクニックと、間違ったテクニックを考えてみたいと思います。

恋愛の駆け引きで嫉妬のステラテジーを上手に使う方法、間違った方法とは

意中の相手を振り向かせたいとき、この嫉妬のステラテジーを上手に使いこなすことができれば、恋愛がスムーズに進むこともあるかと思います。特に、まだ付き合っていない段階、お互いがお互いに好意を持っているのだけれど、なかなか恋人の関係に進展しない場合には使いやすいと言えます。そんな場合は、敢えて

「実はこの前、職場の〇〇さんから告白された」

など、他の異性の存在を匂わせるのです。すると人というのは、好きな相手や好意を抱いている相手に対して多少なりとも束縛心を抱くので、「他の人に奪われてしまうかもしれない」という危機感を募らせて、嫉妬心を抱くようになります。すると、これまでなかなか恋人の関係にまで進展しなかったのに、早くに友人関係から恋人関係になれた、ということもあるようです。他にも、

「あの子はとってもモテるんだよね」

など、第三者から他の異性の存在を匂わせる発言をわざと言ってもらうことにより、嫉妬のステラテジーが巻き起こることもあるでしょう。

このように、お互いが好意を抱いている同士に嫉妬のステラテジーはとても有効です。しかし、一方的な片想いだったり、一方的に好きの気持ちが高ぶっている状態だと、あまり有効とは言えず、逆に意中の相手から嫌がられたり不信に思われたりすることもあるようです。

例えば、片思いの相手に、

「実はこの前、職場の〇〇さんから告白された」

と伝えるとしましょう。すると相手は「それは良かったね、付き合えば良いんじゃない」など、あまり期待していない回答を返してきたとします。そこで更に、

「この前は親がお見合い写真を持ってきた」
「昔の同級生からデートに誘われている」


など、相手の嫉妬心を煽りたいがために、自分がモテているアピールをしたとしますね。すると、相手は嫉妬心を抱くどころか、「モテるアピールが面倒な人だな。自慢話は疲れる。」と感じ、あなたと距離を置きたいと感じることもあるでしょう。

心理的にも人は、人の自慢話を聞くと辟易してしまいます。自慢話をしている相手の中にある劣等感を意識せずとも感じてしまうので、不快な気持ちになってしまうのです。自慢話をよくする人というのは、裏を返せば劣等感の塊なので、「自分はこんなにすごいんです」というエピソードをアピールしては、相手の賞賛や承認を得て、劣等感を隠そうとしているのです。このように、嫉妬のステラテジーを起こしたいがために、一生懸命他の異性の存在を匂わせるのは逆効果になってしまいます。

他にも、恋人の関係になり数ヶ月が経ち、関係性がマンネリ化してきたとします。どのカップルも最初は相手にロマンスを感じるので、その間はとてもロマンティックで仲の良い関係でいられますが、その時期を過ぎてしまうと、相手の欠点に目が向きやすくなってしまいます。すると、関係性が停滞したり、マンネリを引き起こしてしまうのです。 その時に、もう一度良い関係性に戻りたいがために、「実はこの間、〇〇さんにデートに誘われた」など、嫉妬のステラテジーが起きるような発言をしたとします。すると相手は、嫉妬心を抱くどころか、冷めかけていた恋心が更に冷めてしまって関係性が悪化してしまう…というようなこともあるようです。

この嫉妬のステラテジー、そう簡単に普段日常の恋愛で使える心理テクニックとは言い難いでしょう。相手の気持ちが今どこにあるのかなど、相手の様子をよく伺って使わないと、逆効果になってしまうことの方が多いかもしれません。しかし、ここぞ!という時に、恋愛の駆け引きに上手に使うことができれば、とても良い効果が得られると言っても過言ではありません。 また、元々付き合っていた相手と復縁したい場合、長年友人関係で信頼関係がある場合などは、上手に使うことができると良い効果が得られるかもしれませんね。