人といると疲れてしまう心理とは

人といると疲れてしまう心理コラム
コラム

人といると疲れる‥。けれど一人になることも怖い

最近では『おひとり様』という言葉もすっかり世間に浸透していますが、単独で行動する人が増えてきたように思います。
カフェなんかでも、一人でずっとスマートフォンを見ている人も多いですよね。また、一人で海外旅行に出かけたり、一人で映画を観たり、趣味に没頭したり‥。一人の時間を大切にし、一人でいることを楽しんでいる人はとても魅力的だと感じます。自立した心をもっている人は、人に過度に依存したりしないので、自分の道を自らが切り開いていく力も備えています。

しかし、そういった「自立した心をもって一人を楽しんでいる人」とは違い、「他人と一緒にいると疲れてしまうから人と距離を置いている人」も多く存在します。 本当は心に寂しさを抱えながらも、人と一緒にいると疲れてしまうので、無理して強がっている人も結構いるようです。その結果、人と一緒にいることが大きなストレスとなってしまい、周りと距離を置くことによって良好な人間関係が築けないといった問題が発生することもしばしばあります。

しかし、一人ぼっちになってしまうのも怖いが故に、無理に明るく振舞ったりして自分を偽りながら頑張りすぎる。そしてまた頑張りすぎて疲れ果ててしまい、人に会いたくなくなって自分の殻に閉じこもり他人との連絡手段を遮断する‥というパターンを繰り返している現代人も多いようです。

実際のカウンセリングの現場でも、「人と適切な距離感がとれずに悩んでいます」と打ち明ける人も少なくありません。
他人とずっと一緒にいることでストレスを感じる人は多いものですが、過度にストレスと感じ、様々な人間関係で支障をきたしているのであれば改善が必要かもしれませんね。

では、人といるとなぜストレスに感じ疲れてしまうのか考えてみたいと思います。

>>【心理カウンセラー講座】の資料請求はこちらから[無料]

心理カウンセラーが考える『人といると疲れてしまう心理』とは

まず、「人といると過度に疲れてしまう」という人の多くは、他人に気を使いすぎる人に多いように思います。 いつも他人の顔色を伺い、他人に意見を合わせ、他人を尊重する‥。自分のことは後回しにして、我慢を重ねる。その我慢がストレスとなって蓄積され、どんどん大きく膨らんでいくのです。

例えば職場。自分の仕事が山積みになっているにも関わらず、人から「この仕事を一緒に手伝ってくれない?」と頼まれると「NO」が言えず、つい引き受けてしまい自分を追い詰めてしまう。
ランチのときでも、お弁当を持参しているにも関わらず、同僚に外食に誘われると断れずランチに出かけてしまう。
今日は早く帰らなきゃいけない用事があるのに、同じチームのメンバーから「今日飲みにいこう!」と誘われると「NO」と言えず、内心は嫌だなと思いながらも笑顔で参加してしまう。

このように、人から嫌われたり人の信用を失ってしまうことが怖いため、自分の意見が言えなかったり「NO」と断ることができないことが続いてしまうと、人といることに疲れを感じるようになっていきます。
他人に合わせているのは自分なのに、まるで他人にいつも振り回されているような感覚に陥ることもあるでしょう。やがて人間不信に陥ってしまい、誰のことも信用できなくなる可能性もあります。
『他人に気を使いすぎる』原因の一つに、自己肯定感の低さという問題があります。

自己肯定感とは、「私は私で良い」といった、ありのままの自分の価値を認め承認する感覚のことです。この自己肯定感が低いと、どうしても他人が主体になってしまい、他人の顔色を伺って生活するようになってしまうのです。反対に自己肯定感が高いと、他人に臆することなく自分の意見を主張することもでき、自分のことを大切にしながら人と一緒にいることを楽しむことができます。

自己肯定感が低くなる原因として、幼少期や思春期の頃の体験が影響していることも大にあります。例えば親から「お前は何をやってもダメ」と否定されることが多かったとすると、それが認知の歪みとなり「自分は何をやってもダメな人間だ」と思い込んでしまいます。すると、ありのままの自分が良いものとは到底思えないようになるでしょう。
また、大きな失恋や何かを失敗したり挫折した体験が、一時的に自己肯定感の低下を招くこともあります。

>> 【心理カウンセラー講座】の資料請求はこちらから[無料]

人と一緒にいてもストレスを溜めない心を作るには

人と一緒にいても疲れないような心を作るために、「自分軸」を意識してみるのはいかがでしょうか
他人に気を使いすぎる人は「他人軸」になっています。他人軸とは、他人を中心にして自分の世界が回っていることを指します。他人を主役にするのではなく、自分を人生の主役に戻していくことが大切です。

そのためには他人に「NO」と言う勇気を持ちましょう。「NO」と言っても嫌われないことを知ることも重要です。「できないことはできない」と言うことは、自分の心を守るためにもとても大切なことです。どんなこともパーフェクトにやり遂げる人間はこの世に存在しないのです。

また自己肯定感が高まると、必然的に自分軸が強化されていきます。自己肯定感を高めるためには色々な方法があります。自分のことを褒める習慣をつけたり、「できなかったこと」よりも「できたこと」に目を向けて「今日1日できたこと」をノートや日記につけ、成功体験を残していく。自分の魅力について考える時間をもつ等、様々な方法があります。

昨今は自己肯定感を高めるための書籍も沢山販売されていたり、そのような心理セミナーや自己啓発セミナーが多く開催されています。インターネットでも検索すると、多くの情報を仕入れることができます。自分に合った方法を見つけてみると良いかもしれませんね。
人と一緒にいてもストレスにならず疲れ知らずになると、もっと人間関係が良好に、そして豊かで楽しいものに変化していくことでしょう。人生を充実させるためにも、自分軸や自己肯定感について少し考えることをお勧めします。

>>【心理カウンセラー講座】の資料請求はこちらから[無料]

タイトルとURLをコピーしました