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心理カウンセラーの収入事情

更新日:2016/12/08

心理カウンセラーは稼げるのか?

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カウンセラーのたまきです。よく「心理カウンセラーは稼げるのか?」というご質問をいただくことがあります。

収入は人それぞれですから一概には言えませんが、単刀直入に言うと、最初から食べていけるだけ稼ぐのは難しいかもしれません。

一般的に心理カウンセラーになるには、民間スクールを卒業するか、大学院を出て臨床心理士を取得するかになります。(まもなく公認心理師という国家資格も誕生します。)

その後は、医療機関や学校等の教育機関で心理カウンセラーとして働いたり、一般企業に属して働く人もいるでしょう。そして多くのカウンセラーは独立開業し、個人事業主として活動している人が多いかと思います。

しかし、資格を取得したり沢山勉強したからといって、いきなり「今日から心理カウンセラーとして独立開業しました!」と言っても、集客にも繋がりませんし収入にも繋がらないのが現実です。 心理カウンセラーになれたとしても、数年は試行錯誤する人が多いようです。残念ながらその間に、現実の厳しさに直面して廃業するカウンセラーもいます。

最初から「稼ぐ」ことを目的とせず、まずは続けていくことを意識しながら活動することが大切です。

心理カウンセラーが稼げるようになるには

さまざまな職場があるので、どのくらいの収入を得られるのかは個人によって異なります。

例えば、学校などの教育機関や民間の医療機関などで時給制で働いているカウンセラーもいれば、自分でカウンセリングルームを持ち完全歩合制で働くカウンセラーもいます。 ですので月収や年収がどれくらいかは勤務日数や勤務体系により、カウンセラーによって全く異ってくるのです。

また、独立開業をしているカウンセラーで最近よく見受けられるのが、ブログや自分のホームページを作成し集客する方法です。まずはblogやホームページ、SNS等で、どのような活動をおこなっていて、クライアントにどのようなカウンセリングを提供しているのかをアピールし集客に繋げていきます。

臨床経験を積むことによりカウンセリングの分析力やスキルをつけていくのは大切なことですが、自身のマネージメント力も必要になっていきます。 それでも最初は、なかなか食べていけるだけの収入を得られる事は難しいでしょう。実際に、他の仕事と並行しながら2足のわらじで心理カウンセラーを副業としている人もいます。また、最初から収入を得ることを目的とせずに、自分の空いた時間に自由にカウンセリング業をおこなう人もいるようです。

しかし、続けることによってクライアントをケアする実力もついてきたり、集客の仕方も解ってくるかもしれません。ブログで人気に火が付くこともあるでしょう。また、クライアントと信頼関係を築くことにより、口コミで評判が広がることもあるかもしれません。 それによって収入に繋がり、実際に稼いでいる心理カウンセラーも沢山います。

中には心理学スクールの講師や心理セミナーの講師、カウンセラーやコーチを対象としたコンサルティング業を生業とし、大きな収入を得ているカウンセラーもいます。最近では本を出したり積極的にメディアに出ることにより、名前を多くの人に知ってもらって収入に繋げているカウンセラーもちらほらと見受けられます。事実、年収が1000万円以上あるというカウンセラーもいます。

ですので、最初から「どうせ心理カウンセラーは稼げない」と諦めてしまうのは勿体無いのかもしれません。どうやったら稼げるようになるのかマニュアルや決まりはありませんが、それは他の個人事業主も同じでしょう。地道ではありますが活動を続けることによって、少しずつ収入を伸ばしていくことが大切なことなのかもしれません。

収入を目的としない働き方

先ほど、2足のわらじとして他の仕事と並行しながら働いているカウンセラーもいるとお伝えしましたが、そもそも収入や稼ぎを目的として働くのではなく、ボランティアとして活動する道もあります。

心理カウンセラーになろうと思ったきっかけは十人十色だと思いますが、「人の役に立ちたい」「誰かをケアしたりサポートしていきたい」と考え、カウンセラーを目指した人が多いのではないでしょうか。

昨今では、電話の無償相談がかなり多くの需要があるそうです。例えば自殺防止の電話相談や青少年の悩みを聴く電話相談、DV・パワーハラスメントといった家庭内トラブルの電話相談など、様々な機関や団体が無償で電話相談を受け付けています。 そのため相談を受ける側である、カウンセラーの募集も結構あるようです。実際にインターネットで検索をすると、「電話相談員ボランティア募集」の記事がたくさん引っ掛かります。充分に「人の役に立つ」仕事内容ですし、人をケアしたりサポートしたりすることが可能です。

そして、心理カウンセラーの勉強をたくさんしたからといって、資格をとったからといって、臨床経験がないとクライアントとどう向き合って良いのかわからず、四苦八苦してしまうことでしょう。ですので、まずは収入や稼ぎを目的とせずに、ボランティアである電話相談員からカウンセリング経験を積んでみても良いかもしれません。 実際にたくさんの人の悩みや生の声を聴くことにより、自身のカウンセリングスキルが磨かれるかもしれません。また、自分のカウンセリングスタイルも徐々にわかってくるかもしれません。電話相談員を経験した後に、本格的に独立開業し心理カウンセラーとして働いても全く遅くはないでしょう。

また、電話相談員のメリットとしては「自分の好きな時間に活動ができる」ことが多いようです。心理カウンセラーを目指す主婦の方であれば、家事や育児の合間に活動することもできます。会社員の方であれば、仕事が終わって帰宅し一息ついた時間に活動することも可能でしょう。それぞれのスタイルに合わせて活動することができるので、無理なく始めることができるのです。