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心理カウンセラーの収入事情

更新日:2017/05/23

心理カウンセラーは稼げるのか?

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カウンセラーのたまきです。よく「心理カウンセラーは稼げるのか?」というご質問をいただくことがあります。

収入は人それぞれですから一概には言えませんが、単刀直入に言うと、最初から食べていけるだけ稼ぐのは難しいかもしれません。

一般的に心理カウンセラーになるには、民間スクールを卒業するか、大学院を出て臨床心理士を取得するかになります(まもなく公認心理師という国家資格も誕生します)。

就職先としては、医療機関や学校等の教育機関が中心で、場合によっては掛け持ちします。稀に一般企業で正社員としてカウンセラー職に就く人もいますが、独立開業し、個人事業主として活動している人のほうが多いと思います。

個人事業主として活動する以上、たくさん勉強して資格を取得したとしても、集客できなければ収入に繋がらないのが現実です。 いきなり「今日から心理カウンセラーとして独立開業しました!」と言っても、相談者は集まらないのです。

心理カウンセラーになれたとしても、数年は試行錯誤する人が多いようです。残念ながらその間に、現実の厳しさに直面して廃業するカウンセラーもいます。

最初から「稼ぐ」ことを目的とせず、まずは続けていくことを意識しながら活動することが大切です。

心理カウンセラーが稼げるようになるには

月収や年収がどれくらいかは勤務日数や勤務体系によって全く異なります。

例えば、学校などの教育機関や民間の医療機関に時給制で勤務場合、勤務時間がそのまま収入に反映されます。一方、個人でカウンセリングルームを持ち、完全歩合制で働く場合、1日にどれだけ集客できたかが収入に反映されます。例えば平日は医療機関に勤務、土曜日はカウンセリングルームに勤務という働き方もあります。個人事業主のカウンセラーは、どうしても不確定要素が多い中、月あるいは年単位で自分の事業スケジュールを立てなければならないので、自身のマネージメント力も必要になります。

安定した収入を得るには、やはりクライアントを増やすことです。 誰でもできるクライアントを増やす方法は、ブログや自分のホームページを作成し集客することです。

最近ではSNSも活用されていますが、公式ブログやホームページがしっかり作られているとそれだけでクライアントとしては安心感があります。 自分がどんなカウンセラーなのか、どのようなカウンセリングを提供しているのかをアピールできる大事な場になります。クライアント候補の方は、割と頻繁にサイトにきてカウンセラーの書いた記事を読んでくれていることが多いので、サイトを作りっぱなしにせず、更新頻度を上げることも重要です。

一定の集客ができるようになったら、クライアントと信頼関係を築くことにより、口コミで評判が広がることも珍しくありません。

そのほか高度な事例もいくつか紹介します。
・心理学スクールの講師や心理セミナーの講師、カウンセラーやコーチを対象としたコンサルティング業を生業とし、大きな収入を得ているカウンセラー
・本を出したり積極的にメディアに出ることにより、名前を多くの人に知ってもらって収入に繋げているカウンセラー
事実、年収が1000万円以上あるというカウンセラーもいます。

稼ぐ事例をいくつか紹介しましたが、最初から食べていけるだけの収入を得ることは簡単ではありません。 実際に、他の仕事と並行しながら2足のわらじで心理カウンセラーを副業としている人もいます。また、最初から収入を得ることを目的とせずに、自分の空いた時間に自由にカウンセリング業をおこなう人もいるようです。

でもそれは決して悪いことではないと思います。自分のペースでカウンセリングに携わることができていれば、何かのタイミングで転機が来ると思います。 「どうせ心理カウンセラーは稼げない」と諦めてしまうのは勿体無いです。地道ではありますが活動を続けることによって、少しずつ収入を伸ばしていくことが大切なことなのかもしれません。

収入を目的としない働き方

そもそも収入や稼ぎを目的として働くのではなく、ボランティアとして活動する道もあります。

心理カウンセラーになろうと思ったきっかけは十人十色だと思いますが、「人の役に立ちたい」「誰かをケアしたりサポートしていきたい」と考え、カウンセラーを目指した人が多いのではないでしょうか。

昨今では、電話の無償相談にかなり多くの需要があるそうです。例えば自殺防止の電話相談や青少年の悩みの電話相談、DV・パワーハラスメントといった家庭内トラブルの電話相談など、様々な機関や団体が無償で電話相談を受け付けています。 そのため相談を受ける側である、カウンセラーの募集も結構あるようです。実際にインターネットで検索をすると、「電話相談員ボランティア募集」の記事がたくさん引っ掛かります。充分に「人の役に立つ」仕事内容ですし、人をケアしたりサポートしたりすることが可能です。

たくさんの人の悩みや生の声を聴くことにより、自身のカウンセリングスキルが磨かれるかもしれません。本格的に独立開業し心理カウンセラーとして働くのはそのあとでも全く遅くはないでしょう。