座る位置で分かる心理とは?

座る位置コラム
コラム

皆さんは会議や会食で座席が選べる場合、どんな位置を選んでいますか?
心理学では、「座る位置にその人の性格や気持ちが反映される」と言われています。今回は、「座る位置」で分かる心理についてご紹介します!

シチュエーションによって「座る位置」を変えてみよう!

まずは、心が伝わる座る位置を知っておきましょう。座る位置は一概に「ここが良い」と言えるものではなく、シチュエーションによって最適な席は異なります。
ここでは、いくつかのシチュエーションを挙げ、ご説明していきましょう。

レストランなどでのデートでは?

一般的によくあるのは対面席ですが、おすすめなのは横並びに座れるカウンター席 女性が男性の左側に座ると親近感がアップします。また、テーブル席の時も、斜め45度で、女性が男性の左側に座るのがベストです。

会社の会議では?

真正面に座ると、敵対心が生まれやすくなるため、会議の時には自分の味方になってくれそうな人の正面に座るようにすると軋轢が生じにくくなります。
また、自分が座る両脇にも味方になりそうな人を配置できると、より会議がスムーズにいくはずです。

謝罪する時には?

謝罪の時も、会議時と同じく、正面で話すと事態が悪化する可能性が高くなります。
うまく謝るためには、相手の左側から声をかけ、斜め45度の位置に立って謝罪すると良いでしょう。

時間帯も人の心に影響を及ぼす?

心理学では、時間帯も人の心に大きな影響を与えていると言われています。
例えば、お昼前は空腹でイライラしやすい時間なので、上司などに謝る場合は、この時間帯を避けるようにした方が無難です。

食後は、副交感神経が優位になるので、昼食後の14時くらいに謝ると、険悪なムードになりづらくなるでしょう。これは会社でなくても同様のことが言えます。夫婦の話し合いなども、お昼前はケンカになりやすいので避けた方が良いでしょう。

また、人は夕方になると疲れてきて、判断力が鈍くなるので、交渉事をする時は、夕方の時間帯に行えば成功率がアップすると言われています。

相手の座る場所で自分との親密度が分かる?

会議で

会議で、自分から好んでテーブルの中央に座る人は、リーダー意識の強いタイプです。 中央は全体を見渡せる場所。そこを選ぶのは、集団の中でも中心にいたいと考えているからです。このタイプの人は、会議でなくても中央の席に座りやすい傾向にあります。

また、長方形のテーブルの場合、同じ中央でも、長い辺の中央に座るか短い辺の中央に座るかで性格は異なります。

*長い辺の中央に座る人
人のつながりや積極的な意見交換を重視するタイプです。長い辺の中央は、全体が見渡しやすい場所なので、一人ひとりの様子や、誰かが発言した時の反応などを把握しやすくなります。また、できるだけ多くの人に発言させたいと考えている時には、この席に会議の中心人物を置くと、議論が活発化しやすくなりますし、意見もまとまりやすくなります。
*短い辺の中央に座る人
自分がリーダーであることを強く意識しているタイプです。この席に座ると、自分のペースでメンバーを引っ張りやすく、出た結論をまとめやすくなります。手早く結論を出したい時や、あまり時間が取れない場合は、短い辺の中央に会議の中心人物を置くと良いでしょう。

電車で

電車の複数掛けシートで、すぐ埋まるのは両脇の席ですよね。これは、なぜかというと片側に人が座ることがないから。

人には、他人との間に一定のスペースを空けておきたいという一種の縄張り意識のような心理「パーソナルスペース」があります。そのため、席が空いている場合は間隔を置いて座る人が多いです。

ただ、時にまったく他人とのスペースを気にしない人もいますよね。このような人は、普段の人間関係にも無頓着である可能性が高いです。そのため、他人のパーソナルスペースにずかずか入り込んでいきます。もしかしたら、相手からは一緒にいて落ち着かない、なれなれしいと思われているかもしれません。

飲み会や講習会で

自由に席を選べる講習会や飲み会などで、出入り口に座る人は、心に不安を抱えている人が多いです。自分はこの場になじめるのか、また受け入れてもらえるのかを必要以上に気にしているのです。出入り口に近い席を選ぶのは、その場からすぐに抜け出せるという無意識の心の表れなのかもしれません。

今回は座る位置の心理についてご紹介しました。ぜひ、日常の様々な場面で参考、活用してみてくださいね。

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【参考書籍】
神岡真司『ヤバい心理学』日本文芸社、2015年 P68~75
工藤孝文『- 女性専門の疲労外来ドクターが教える - 疲れない大百科』ワニブックス、2019年 P163~165

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