EAPメンタルヘルスカウンセラーになるには

EPAメンタルヘルスカウンセラーになるには? EAPメンタルヘルスカウンセラー
EAPメンタルヘルスカウンセラー

EAPメンタルヘルスカウンセラーとは

EAPメンタルヘルスカウンセラー(eMC®)とは、特定非営利活動法人EAPメンタルヘルスカウンセリング協会(EMCA®)が認定する民間資格です。

EAPとはEmployee Assistance Programの頭文字をとったもので、メンタルヘルスなどに問題を抱える従業員をサポートするプログラムのこと。現代社会において仕事で溜まるストレスは大きな問題となっており、仕事のストレスが原因で休職せざるえない人もいます。そのような人のメンタル面の問題を解決したとしても、仕事の復職が上手くいかなければまたストレスを抱えてしまう悪循環になります。

EAPメンタルヘルスカウンセラーは、メンタル、企業内の両方からアプローチをすることで、問題解決をめざす資格です。

EAPメンタルヘルスカウンセラーになるには

EAPメンタルヘルスカウンセラーになるためのステップは以下の通りです。

受験資格を得る(認定カリキュラムの修了など)

EAPメンタルヘルスカウンセラー試験に合格

資格登録

EAPメンタルヘルスカウンセラーの受験資格について

EAPメンタルヘルスカウンセラーの受験資格は、下記の条件を満たす必要があります。認定カリキュラムの修了が条件になっていますが、受講できる学校は現在一校のみです。

  • 21歳以上の者(出願日時点)※学歴、性別、国籍、職業人経験不問
  • eMC®カリキュラム修了者 ※コース修了3年以内

EAPメンタルヘルスカウンセラーの受験資格を得られる指定スクール・講座

公式HP【リカレント メンタルヘルススクール】公式ホームページ

EAPメンタルヘルスカウンセラー試験について

試験は1月・7月の年2回実施!

試験には筆記試験で行なう一次試験(学科)と、論述試験面接試験で行なう二次試験(実技)があります。筆記試験と論述試験は同日の実施となります。面接試験については試験地によって日程が異なるので注意が必要です。

試験は年2回実施され、夏期の試験は7下旬~9月初め頃、冬期の試験は1月下旬~3月初め頃となっています。

※EMCA®認定校の指定コースの修了生は、1次(学科)試験が2022年度(第20回)まで免除されます。

第18回試験日程
1次試験[筆記]
2次試験[論述]
2022年1月23日(日)
2次試験[面接]【名古屋】
2022年2月19日(土)
2022年2月20日(日)

【仙台】
2022年2月20日(日)

【東京】
2022年2月23日(水)※祝日
2022年2月26日(土)
2022年2月27日(日)

【大阪】
2022年3月6日(日)
受験申請Web受付2021年11月16日(火)~2021年12月16日(木)
合格発表日2022年3月25日(金)ホームページ発表
第19回試験日程
1次試験[筆記]
2次試験[論述]
2022年7月24日(日)
2次試験[面接]【名古屋】
2022年8月20日(土)
2022年8月21日(日)

【仙台】
2022年8月21日(日)

【東京】
2022年8月24日(水)
2022年8月27日(土)
2022年8月28日(日)

【大阪】
2022年9月4日(日)
受験申請Web受付2022年5月17日(火)~2022年6月16日(木)
合格発表日2022年9月30日(金)ホームページ発表
参照元:EAPメンタルヘルスカウンセリング協会HP

受験料について

受験料は下記のとおりです。

受験料
一次試験:11,000円
二次試験:27,500円

EAPメンタルヘルスカウンセラー資格登録について

EAPメンタルヘルスカウンセラーの試験合格後、資格を登録するには下記の要件いずれか一つを満たす必要があります。

検定試験合格

  1. メンタルヘルス・マネジメント®検定I種合格
  2. メンタルヘルス・マネジメント®検定II種合格
  3. キャリアコンサルタント(国家資格)

資格

  1. 医師
  2. 臨床心理士
  3. 保健師
  4. 看護師
  5. 精神保健福祉士
  6. 2級または1級キャリアコンサルティング技能士(国家検定)
  7. またはEMCA®がこれらと同等以上と認める資格保持者

検定資格合格と実務経験2年以上

  1. 産業カウンセラー
  2. シニア産業カウンセラー
  3. 国家資格キャリアコンサルタント
  4. 標準レベルキャリア・コンサルタント(CDA資格など)
  5. 認定心理士
  6. またはEMCA®がこれらと同等以上と認める資格保持者

実務経験5年以上

  1. 企業等における産業保健(メンタルヘルス分野)の実務経験

条件の一つであるメンタルヘルス・マネジメント®検定についてはEAPメンタルヘルスカウンセラーの認定カリキュラムで試験対策が可能です。特別な資格や実務経験がなくても、 初心者からEAPメンタルヘルスカウンセラーの資格取得を目指すことができます。

EAPメンタルヘルスカウンセラーの活躍の場

EAPメンタルヘルスカウンセラーはEAP・メンタルヘルス分野におけるエキスパートとして、メンタル不調の予防・早期発見、メンタルの不調を抱える方へのカウンセリング、復職支援など主に企業での活躍が見込まれます。

そのほかにも、医療機関や行政・自治体、さらに地域・教育機関などでの活躍も期待されています。

まとめ

職場で受けるストレスは社会問題になっています。問題が解決されぬまま当事者が我慢を続けていると、体調を崩して休職に追い込まれたり、最悪の場合は社会復帰が困難になることもあります。本人にとっても、会社や社会にとっても大きなデメリットです。

そのような人を助けるために役立つ資格がEAPメンタルヘルスカウンセラーといえるでしょう。

EAPメンタルヘルスカウンセラー資格は初心者から取得を目指せる資格です。認定カリキュラムの受講や試験の合格が必要であり、決して簡単に取得できる資格ではありませんが、現代のストレス社会に問題意識を持っている方、ストレスを抱える方の助けになりたいという方におすすめの資格です。

講座情報
EAPメンタルヘルスカウンセラー養成コースの詳細はこちら

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