スクールカウンセラーになるには?

スクールカウンセラーになるには?スクールカウンセラー
スクールカウンセラー

スクールカウンセラーとは

スクールカウンセラーとは学校現場で生徒や保護者、教職員を臨床心理的知識を活かして支援する専門家です。「School Counselor」の略で「SC」と呼ばれることもあります。
児童生徒や保護者へのカウンセリング、教職員へのコンサルテーション、生徒理解やストレスマネジメント等についての研修実施、関係機関との連携、学校危機対応における心のケアなどが業務です。
「未経験で心理カウンセラーの資格を取れば、誰でもスクールカウンセラーになれる」と謳っているサイトもありますが、そんなことはありません。
自治体によって募集要項が異なるので、絶対に無理とは言いませんが、基本的にスクールカウンセラーになるのは臨床心理士の資格を持っている方です。
ただ、スクールカウンセラーとみなされる資格を持っていなくても、スクールカウンセラーに準ずる者として働く方法があるので、その辺りを詳しく説明していきます。

スクールカウンセラーの募集状況

スクールカウンセラーは、基本的に都道府県や市区町村の教育委員会などが毎年募集しており、自治体の公式HPなどでも募集要項が公開されています。
募集時期は自治体によって異なりますが、だいたい10月から12月頃の年末に募集期間をおいていることが多いです。
任用期間は1年間で4月から3月までになります。
1年の任期のため、募集人数は地域によって差があるものの、例年同じくらいの人数になることが多いようです。
給与も様々ですが、一番よく見るのは、

スクールカウンセラー: 時給5,000円
スクールカウンセラーに準ずる者: 時給3,000円

というものです。これは資格の有無によって変わってくるので、後程説明します。
募集要項についての詳細は、民間団体ではなく、自治体に直接問い合わせるのが確実です。
HPをしっかり更新しているところも最近は多いですが、 古い情報のままのこともあるので、やはり直接聞いてみるのが早いですね。

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スクールカウンセラーに必要な資格の種類

まずは、募集要項の中の応募資格を見てみましょう。多少自治体によって異なるのですが、応募資格部分はだいたい同じことが書かれています。

・スクールカウンセラー
ア 公認心理師
イ 臨床心理士
ウ 精神科医
エ 児童・生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、学校教育法第1条に規定する大学及び同法第97条に規定する大学院(以下「大学等」という。)における心理学系の学部長、教授、准教授、講師(常時勤務をする者に限る。)若しくは助教の職にある者又はそれらの職にあった者
・スクールカウンセラーに準ずる者
ア 大学院修士課程+相談業務1年
イ 大学卒業+相談業務5年
ウ 医師+相談業務1年 ※「学校心理士」資格保持者もここに分類されるケースがあります。

ご覧いただいた通り、スクールカウンセラーという資格は存在しません。
今のところ、多くのスクールカウンセラーは、臨床心理士の資格保持者です。そして国家資格の公認心理師保持者が増えていくものと思われます。
精神科医や大学教員経験者にも一応応募資格がありますが、希望者がそこまで多いわけではありません。
「スクールカウンセラーに準ずる者」は、基本的には心理系の学校を卒業したうえで、相談業務の経験が求められます。ここで言う相談業務とは、「心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務」とされ、児童を対象とした業務をしたことがあるかもポイントになってきます。
学校カウンセラー、学校心理士、教育カウンセラー、認定カウンセラー、臨床発達心理士など、「スクールカウンセラー」に類似した名称の資格がありますが、これらの資格取得者は現時点では「スクールカウンセラーに準ずる者」の扱いとなっています。

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まとめ

時給5000円と聞くとすごくいい求人に思えるかもしれませんが、勤務日数が週1回であること、夏休み・冬休み・春休みは勤務できずその翌月の収入は下がること、勤務日数が年間35日など決まっていることなど、気になる方はちゃんとその年の募集要項などをチェックすべきです。実際は、医療機関や福祉機関で非常勤で働く心理士がスクールカウンセラーを掛け持ちしていることが多いです。 そして週1回と限られた時間にも関わらず、学校の問題は待った無しで降りかかり、いじめ、不登校、発達障害、突発的な事件など多彩な問題に対応しながら、生徒や保護者との面接や教員との打ち合わせ、管理職への報告や記録作成をしているとあっという間に1日は終わり、精神的体力的な負荷はかなりのものです。だからこそ、良い方向に変化したり、成長していく生徒たちを見守る等、やりがいも大きいのも事実です。「この資格を取得したら、無条件でスクールカウンセラーの要件を満たす」といった未経験者にもやさしい求人ではないことをお伝えできればと思います。

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