交流分析士とは?

交流分析士とは?交流分析士
交流分析士

NPO法人 日本交流分析協会が認定する資格!

交流分析士とは、NPO法人である日本交流分析協会が認定する資格です。「私はOK、あなたもOK」「人は誰でも考える能力をもっている」という交流分析(TA=Transactional Analysis)の哲学を基盤としています。
交流分析士の資格には、この「交流分析士」と、日本交流分析学会が認定する「日本交流分析学会認定 交流分析士」の2つがあります。少し紛らわしいですが、それぞれ違う団体が認定しています。

「交流分析士」と「日本交流分析学会認定 交流分析士」とはどう違うの?

「名前が紛らわしいけれど、どちらの資格を取得した方がよいの?」という方に、両者の違いについて簡単にお伝えします。
【交流分析士】
人間関係を円滑にすることや自己分析を深めることを目的としています。心理学を初めて学ぶ、また、交流分析を学んだことがない方向けの資格です。
【日本交流分析学会認定 交流分析士】
交流分析士よりもカウンセリング色が濃くなります。日本交流分析学会の正会員として3年以上所属すること、学会・研究会での発表経験や交流分析についての論文掲載、交流分析の実践歴などが資格認定に必須となっています。既に心理学や交流分析について学んでいる方向けの資格です。
※日本交流分析学会認定 交流分析士については『日本交流分析学会認定 交流分析士とは?』のページで詳しくご紹介しています。

ここでは、日本交流分析協会認定の交流分析士についてご紹介します。

そもそも交流分析って何?

人の心と行動を明確にすることを目的とした心理学理論のこと!

交流分析では、「ストロークを求めるために、どのような時間の使い方をしているか」で、その人の生き方のパターン分析ができると考えられています。どうしたら生きがいのある時間の使い方ができるようになるのかを考えます。
交流分析(TA)とは、精神分析を土台としたものに人間性心理学を取り入れた、人の心と行動を明確にし、より良い自分との関係・他人との関係を作っていくためのものです。1950年代半ば、アメリカの精神科医であるエリック・バーンによって開発されました。
交流分析は、自身のパーソナリティを獲得したり、個人が成長し変化するための体系的な心理療法として広く知られています。
交流分析は、以下の7つのジャンルから構成されています。
1. ストローク(ふれあい)
ストロークには、「なでる」「さする」などの意味がありますが、交流分析では「相手の存在を認めること」といったニュアンスで使われています。例えば、「おはよう」「こんにちは」などの挨拶や、優しく微笑みかけるような肯定的なもの、また「しかる」「怒る」などの否定的なものもあります。人が幸せを感じるのも、不幸せに感じるのもストロークの出し方や受け取り方によると考えられています。
2. 自我状態(心のなり立ち・エゴグラム)
人には、社会のルールを遵守しようとしたり、相手をほめたりする親の心(P)、状況判断を行う成人の心(A)、天真爛漫に振る舞ったり、頼ったりする子どもの心(C)の3つの心(自我)があると考えられています。この3つの心を、エゴグラムというグラフを使って読み解いていきます。エゴグラムにより、自身の性格などをより深く理解することができます。
3. 対話分析(コミュニケーション)
3つの心(自我)を使ってコミュニケーションの相手に情報を伝えたり、相手を理解したりします。対話分析を理解することによって、相手の気持ちに寄り添った対応ができるようになります。
4. 人生態度(人生の基本的立場)
「自分」、また「他人」に対しての基本的な立場を人生態度といいます。交流分析では、この基本的立場が「幼児期に主に養育者とのふれあいの中で形成される」と考えられています。自分自身を振り返って「自分も相手もOK」という相互理解の関係を目指せるようにします。
5. 心理ゲーム(いつものトラブルパターン)
皆さんは、人間関係において「前にも同じようなトラブルを起こしたことがある」と思うことはありませんか?もしあれば、これは心理ゲームを行ったことになります。人はストロークが飢餓状態になると、心理ゲームでその飢餓を癒そうとします。交流分析を行うことで自分のトラブルパターンに気づくことができます。
6. 時間の構造化(時間の過ごし方)
交流分析では、「ストロークを求めるために、どのような時間の使い方をしているか」で、その人の生き方のパターン分析ができると考えられています。どうしたら生きがいのある時間の使い方ができるようになるのかを考えます。
7. 人生脚本(自分で描いた人生のシナリオ)
人はそれぞれがまるで脚本でも用意されているかのような人生を歩むことから人生脚本と名づけられました。子どもは養育者とのふれあいや、取り巻く環境によってよい影響や悪い影響を大なり小なり受け取っています。そして、大人になってからもこの脚本は、私たちのあらゆる行動に影響を与えています。それに気づいて悪い部分を手放すことで、本来の自分を取り戻します。

交流分析は、例えば、

  • ・会社の部下の指導方法について悩んでいる
  • ・人に優しくしたいのに、ついイライラしてしまう
  • ・自分ではそんなつもりはないのにも関わらず、「偉そう」「上から目線」と思われがち
  • ・面接対策などで自己分析の手がかりが欲しい
  • ・自分の性格やタイプを知りたい
  • ・人間関係をスムーズにしたい

という方におすすめです。

交流分析士には種類がある?また、その講座内容や費用は?

レベルによって分かれている!内容や費用は講座によって異なる!

日本交流分析協会認定の交流分析士は、レベルによっていくつか種類が分かれています。それぞれの講座の種類や認定条件について見ていきましょう。

なお、講座を受講するには、日本交流分析協会に入会申請し、会員登録をする必要があります。
入会金・・・・・4,000円
年会費・・・・・6,000円

入会申請書は協会HPからダウンロードできます。

交流分析士初級
学生の方向けの講座です。心理系はもちろんのこと、福祉系、またコミュニケーション系のカリキュラムへも対応するプログラムです。交流分析を学んで、日常生活に活かすことを目的としています。2級資格の前段階に位置付けられている資格です。初級資格取得者は、申請によって上級資格である「交流分析士2級講座」に編入することができます。

▽交流分析士初級
項目内容/料金
資格認定条件初級講座(20時間)を受講後、認定試験(1日)に合格する
講座26,950円 
認定試験17,600円
登録料13,200円
2級講座編入受講料30,800円

交流分析士2級
はじめて交流分析を学ぶすべての方対象の講座です。交流分析の基礎理論をワークショップ形式で学びます。自己への気づきや自己実現を目指すことを目的としています。

▽交流分析士2級
項目内容/料金
資格認定条件2級講座(40時間)を受講後、認定試験(2日)に合格する
講座58,850円
認定試験33,000円
登録料22,000円

交流分析士1級
交流分析士2級の資格を持っている方が対象の講座です。交流分析の応用理論をワークショップ形式で学びます。家庭や学校、職場などで実践、活用できる能力を身につけることを目的としています。

▽交流分析士1級
項目内容/料金
資格認定条件2級講座(40時間)を受講後、認定試験(2日)に合格する
講座65,560円
認定試験38,500円
登録料33,000円

※学生の方向けに奨学制度もあります。

講座は、日本交流分析協会支部やTAカレッジで受講することができます。交流分析士の資格は日本交流分析協会の会員である限り有効となるため、資格取得後も年会費は払い続ける必要があります。
また、ご紹介した講座以外にも、「交流分析士インストラクター」や「交流分析士准教授/教授」、「TA心理カウンセラー」や「TA子育ち支援士」など様々な講座がありますので、興味のある方は公式HPをご覧ください。

交流分析はどんな仕事をしている人に向いている?

営業、保育士、看護師、介護士など!

交流分析は、

  • ・営業や接客業など人と接することが多い人
  • ・幼稚園や保育園など幼児教育に携わっている人
  • ・看護や介護などのサポート業を行っている人

など、上記の方々におすすめです。また、これから子育てをする人や、子育て中の方にも役立つでしょう。
交流分析士は、心理カウンセラーになりたい人というよりかは、現在の仕事や生活に活かしたいという方におすすめの資格です。

「心理学や心理カウンセラーに興味がある」「交流分析を勉強してみたい」という方は、最初のとっかかりとしてメンタルケアカウンセラー®講座もおすすめです。

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こちらの講座は通信講座なので、自宅で好きな時に勉強できますし、心理学を学びながらメンタルケアカウンセラーの資格も取得できます。また、より自分をより深く知ることができる「交流分析・エゴグラム」もついてきます。 興味のある方はチェックしてみてくださいね。
また通学で、交流分析をメインに学べる講座もありますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

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