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精神保健福祉士とは?

更新日:2019/02/01

『精神科ソーシャルワーカー(PSW)』職に就くための必須資格!

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精神保健福祉士とは、精神保健福祉士法(第一章第二条)において『精神科ソーシャルワーカー(PSW)』と呼ばれる専門職に就くために必要な厚生労働省管轄の国家資格のことを言います。また有資格者でなければ「精神保健福祉士」と名乗ることができない名称独占資格です。
似た資格に『社会福祉士』がありますが、相談援助する対象者の違いがあげられます。社会福祉士では、高齢者や子供、障がい者、低所得者など、精神保健福祉士よりも対象が広くなります。

ここでは、精神保健福祉士になるための方法や活躍の場、やりがい・将来性などを紹介していきます。これから精神保健福祉士の資格取得を目指そうとお考えの方は、参考にしてみてください。

精神保健福祉士になるには

資格試験に合格して、資格登録する必要があります。

精神保健福祉士になるまでには、以下の3ステップをクリアしなければなりません。

1、受験資格を得る

2、試験に合格する

3、資格登録をする

受験資格については計11通りあります。一般の大学・短大卒の方や高卒の方でも、条件を満たせば受験資格を得ることは可能です。
以下で、資格取得ルートについて触れていきたいと思います。

精神保健福祉士の資格取得ルートは?

大きく4つに分けられる!

精神保健福祉士の資格取得ルートは11通りありますが、大きく4つに分けることができます。

1. 福祉系大学・短大で指定科目を履修するルート
細かな資格取得ルートは以下となります。
・福祉系大学等(4年)で指定科目を履修
・福祉系短大等(3年)で指定科目を履修 + 相談援助実務(1年)※
・福祉系短大等(2年)で指定科目を履修 + 相談援助実務(2年)※

2. 福祉系大学・短大で基礎科目を履修するルート
細かな資格取得ルートは以下となります。
・福祉系大学等(4年)で基礎科目を履修 + 短期養成施設等(6ヶ月以上)※
・福祉系短大等(3年)で基礎科目を履修 + 相談援助実務(1年) + 短期養成施設等(6ヶ月以上)※
・福祉系短大等(2年)で基礎科目を履修 + 相談援助実務(2年) + 短期養成施設等(6ヶ月以上)※

3. 社会福祉士 資格取得者(登録者)
・短期養成施設等(6ヶ月以上)※

4. 一般の大学・短大卒業ルート
・一般大学等(4年) + 一般養成施設等(1年以上)※
・一般短大等(3年) + 相談援助実務(1年) + 一般養成施設等(1年以上)※
・一般短大等(2年) + 相談援助実務(2年) + 一般養成施設等(1年以上)※
・相談援助実務(4年) + 一般養成施設等(1年以上)※


【相談援助実務に該当する業務】
・精神障害者の相談
・精神障害者に対する助言、指導
・精神障害者に対する日常生活への適応のための必要な訓練
・精神障害者に対するその他の援助
・援助を行なうための関係者との連絡、調整等

【短期養成施設等・一般養成施設等】
福祉系大学・短大等で指定科目を履修していない方向けの養成課程。受講期間は、短期養成施設(6ヶ月〜1年が目安)一般養成施設(1〜2年が目安)。
詳しくは『公益社団法人 社会福祉士振興・試験センター』のホームページにてご確認ください。

精神保健福祉士の試験日程・内容は?

例年1月下旬〜2月上旬に実施!問題は163問!

精神保健福祉士の試験は、例年1月下旬〜2月上旬に実施されています。出題範囲は16科目(精神保健・福祉や障害者関連の領域)から、計163問が出題されています。2019年実施の試験概要、過去の試験データをまとめましたので、参考にしてみてください。

▽【2019年実施】精神保健福祉士資格の試験概要

項目 内容
試験日程 2019年2月2日(日)
※総試験時間数は275分
出題範囲・問題数 出題範囲:
以下16科目から出題
・精神疾患とその治療
・精神保健の課題と支援
・精神保健福祉相談援助の基盤
・精神保健福祉の理論と相談援助の展開
・精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム
・人体の構造と機能及び疾病
・心理学理論と心理的支援
・社会理論と社会システム
・現代社会と福祉
・地域福祉の理論と方法
・福祉行財政と福祉計画
・社会保障
・障害者に対する支援と障害者自立支援制度
・低所得者に対する支援と生活保護制度
・保健医療サービス
・権利擁護と成年後見制度

問題数:
163問(1問1点)
問題数内訳【専門科目80問、社会福祉士との共通科目83問】
出題形式は五肢択一を基本とする多肢選択
※試験科目の一部免除を受けた受験者は、80問(1問1点)
試験場所(都道府県) 北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
合格発表 2019年3月15日(金)
受験申し込み期日 2019年9月6日(木)〜10月5日(金)
受験料 精神保健福祉士のみ受験:
17,610円
精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験:
28,140円
※内訳:精神14,160円、社会13,980円
精神保健福祉士の共通科目免除により受験:
14,080円
合格基準 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点

▽精神保健福祉士 過去試験データ

試験実施日 受験者数 合格者数 合格率
2018年2月3日(土)・4日(日) 6,992人 4,399人 62.9%
2017年1月28日(土)・29日(日) 7,174人 4,446人 62.0%
2016年1月23日(土)・24日(日) 7,173人 4,417人 61.6%

精神保健福祉士の仕事内容・活躍の場は?

精神的な障害を抱えた方への日常生活・社会復帰に向けたサポート!

精神保健福祉士の仕事は、主に精神的な障害のある方へ社会復帰のための助言、日常生活を支障なく営むためのサポートすることです。具体的な例でいうと、病院への入院から退院までの相談対応や家族や関係機関との連絡・調整などがあります。その他、地域生活支援の目的で、相談支援や生活訓練、就労支援などを行ったり、精神保健福祉センターや保健所などでメンタルヘルス啓発活動に携わったりすることもあります。

働く場所によっても仕事内容に違いはありますが、精神保健福祉士には社会と精神的障がいがある方の橋渡し的役割(コーディネーター的役割)が求められています。 そのため、活躍の場も多岐に渡っています。
以下で、主な活躍の場をまとめてみました。

▽精神保健福祉士の主な活躍の場

領域 勤務先例
医療機関 精神科病院・診療所、総合病院精神科
生活支援サービス 相談支援事業、地域活動支援センター、グループホーム・ケアホーム、就労移行支援事業、就労継続支援事業、自立訓練事業、救護施設、児童養護施設等
行政機関 自治体・保健所、福祉事務所、精神保健福祉センター
司法施設 保護観察所等、矯正施設
その他 社会福祉協議会、ハローワーク、介護保険関連施設、教育機関、企業など

精神保健福祉士のやりがい・将来性は?

信頼性・専門的なサポートで一緒に社会復帰を目指す楽しさ!

精神的な問題を抱える人からの相談は、資格がなくても受けることができるかもしれません。しかし、些細な表情の変化や何気ない行動などから問題解決の糸口を探っていかなくてはいけません。国家資格でもある精神保健福祉士資格を持っていることで、信頼性ある専門的なサポートができるでしょう。また、相談者が社会復帰に向けてどうすればいいか、共に考えながら解決していく楽しさは魅力の一つではないでしょうか。

医療機関に限らず教育現場や企業からも注目!

ストレス社会となっている現代において、医療機関に限らず教育現場や企業などでも精神保健福祉士への期待は高まってきています。また、厚生労働省をはじめ自治体も精神障害のある方が社会復帰を果たし生き生きと仕事ができるよう、積極的な支援を行ってきています。精神保健福祉士は、幅広い領域からも注目されている将来性ある資格といえるでしょう。

社会人から最短で精神保健福祉士を目指すなら

通信制大学での履修がおすすめ!

社会人から精神保健福祉士の資格取得をするには、短期養成施設へ通わなければなりません。養成施設の中には通信制大学もあり、通学で学ぶよりも短期間で精神保健福祉士を目指すことが可能です。
履修先も複数あるため、かかる費用や学習スケジュールはもちろん、細かな点まで比較検討されることをおすすめします。資料請求してパンフレットでも確認してみてください。無理なく勉強できる自分に合った学校選びをしたいものですね。

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