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お金を使いすぎてしまう人の心理とは

更新日: 2019/05/08

お金を使いすぎる人はストレス過多状態?

「給料が入ったばっかりなのに、気づいたらお金が無くなっている」「衝動買いが止められず、いつも金欠気味だ」「クレジットカードを限度額ギリギリまで使ってしまう」など、あなたはお金を使いすぎてしまうことについて悩んだことはありませんか。就職したばかりで、まだお金の資産運用や使い方についてよく理解しておらず、仲間内との間で散財してしまうなど、一度や二度の後悔は誰にでもある話しです。
しかし、常に『お金を使いすぎて困ってしまう』のだとしたら、それはとても苦しいものですよね。『お金がない』という心理状態は、大きな不安を招きます。大きなストレスとなってしまい、苦悩することもあるかもしれません。 また、お金を何に使いすぎているのかも重要です。洋服や靴などの買い物でしょうか?お酒でしょうか?ギャンブルでしょうか?それとも、会社の後輩などにランチや飲み代を奢ってしまう奢り癖でしょうか?趣味に否応無しに使ってしまいますか?
「気づいたらお金が無くなっている」と感じている人は結構多いものですが、一度立ち止まって、一体何にお金を散財しているのか振り返ってみることも大切です。

心理的に、お金を使いすぎてしまう人は、大きなストレスを抱えている可能性があります。本人が無自覚の場合もあれば、自覚している場合もあり様々です。お金を使うことでストレスを発散させたり、心の虚無感を穴埋めしようとしているのです。
現代社会は『ストレス社会』と言われる世の中です。特に日本人は我慢することが当たり前となっていて、自分の意見を主張することは恥ずかしいことと潜在的に感じているケースが多く見受けられます。そのため、ギリギリまで我慢してしまい、その吐け口として『お金を使いすぎる』行為に繋がることも少なくはないでしょう。
では、どのようなケースでお金を使いすぎてしまっているのかを少し考えてみたいと思います。

お金を使いすぎてしまう人の様々なケース

例えば、買い物でお金を使いすぎてしまうケースを考えてみましょう。買い物依存症に陥ってしまう人の多くが女性と言われていますが、洋服や靴、化粧品やかばんなど、購入欲(物欲)が我慢できずに、お金を使いすぎてしまいます。頭では「使いすぎているかも‥」と思っていても、どうしても買い物が止められないのです。その結果、任意整理や自己破産を経験する人も少なくはありません。
買い物依存症の場合、劣等感が強く虚栄心が強い傾向がある人も多いようです。「人から良く思われたい」「人に羨望の目を向けられたい」などと感じているため、つい背伸びしてしまい、身の丈に合わない高級ブランドにばかり手を出して、無理をしがちです。自分に自信があり、自分の価値を自分で承認できていれば、『人から良く思われたい、評価されたい、褒められたい』という承認欲求はそこまで膨らまないものです。本人が自覚しているか、していないかは千差万別ですが、根底には『自信のなさと劣等感』が隠れていると言っても過言ではないでしょう。

また、人に奢り癖がある人も、心に抱えている問題は同じかもしれません。「人から感謝されたい」「人からすごいと思われたい」という深層心理が、奢り癖に繋がっている可能性があります。自分には価値があまり無いと感じているからこそ、他人に「価値がある人だ」と思われることを望み、心の穴を埋めようとしているのです。
他にも、パチンコや競馬などのギャンブルやお酒に散財してしまうケースを考えてみましょう。ギャンブル依存症やアルコール中毒に陥ってしまう人は、男性に多いと言われています。たまたま立ち寄ったパチンコ屋でビギナーズラックが発生し、そこからギャンブルが止められなくなったケースや、毎晩記憶が無くなるまでお酒を飲んでしまうケースなど様々ですが、どちらも散財しすぎてしまい、借金を重ねてしまうことも珍しくはありません。こちらのケースも、頭では「使いすぎているかも‥」と思っていたとしても、どうしてもギャンブルや飲酒が止められ無いのです。依存症から抜け出すためには、自助グループに参加したり、病院へ通うことも推奨されています。

ギャンブルやお酒の依存症の場合、とても大きなストレスがかかっていることも少なくはないようです。仕事のプレッシャーから解放されるため、居場所がない家庭での寂しさやストレスを解放するため等、ストレスを上手に発散する術がなく、ギャンブルや飲酒に走ってしまうこともあるようです。また、幼い頃から抱えている問題もあるかもしれません。本人は無自覚な場合が多いかもしれませんが、幼い頃から何らかの感情を抑圧して生きなきゃいけない環境下にあると、ストレス耐性が弱いものになります。その結果、大きなストレスを発散するために、ギャンブルや飲酒などの刺激のあるものを選んでしまうのかもしれません。ギャンブルや飲酒が『生きていくための術』になってしまい、どうしても止められないのです。

浪費癖から抜け出すために大事なこと

お金を使いすぎて辛い感情を抱いていたり、周りの人に迷惑をかけていたり、自分一人ではもうどうにもならない状況下にあるとすれば、周りに助けを求めることが何よりも大切です。
専門の病院を見つけて受診する、信頼できるカウンセラーを見つけて自分と向き合う、専門の自助グループに参加することも大切だと言えるでしょう。

一人で何とかなる、という考えは一度捨ててみましょう。一人で何とかなる問題であれば、もうとっくに解決していることです。しかし、人に自分の問題を打ち明けることに大きな羞恥心を抱く気持ちも理解はできますが、自らがどうしようもないくらいに苦しくなる前に解決の道を見つけた方が得策だと言えます。
また、ストレスをできるだけ溜めない・発散方法を考えることも大切です。少しでも疲れたな、しんどいなと思うことがあれば、何かリラックスする方法を取り入れてみましょう。身体を動かしたり、ヨガやジムに通ったりするのも良いかもしれません。マッサージやアロマなど、身体が緩むものを取り入れると心も自然と緩んでいきます。

ストレス発散方法は人によってそれぞれですが、程よく打ち込めるような趣味や習い事を見つけてみても良いかもしれませんね。他に生きがいやストレス発散できるものを見つけることができれば、きっと毎日が楽しいものに変わっていくことでしょう。
現代のストレス社会で生きていくことは大変なことでもあります。日々、毎日を頑張って生きている自分を、どうか少しでも褒めてあげてくださいね。