動物とのふれあいによって生まれる効果とは?

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あなたは、ペットを飼っていますか?あなた自身はペットを飼っていなくても、周りにペットを飼っている人はいるのではないでしょうか。今回は、動物とのふれあいによる効果についてご紹介します。  

心理学的にも動物には癒やし効果あり!?

「アニマルセラピー」という治療法も認められている

テレビの舞台裏では、動物を出せばある程度の視聴率が見込まれると言われています。 実際、テレビ番組欄やテレビを観ていても動物が出てくる番組は少なくないですよね。 ペットを飼っていなくても、実際にふれあわなくても、テレビに動物が出てくるだけで心が和んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。

実は、心理学的にも動物には癒し効果があると認められています。動物とのふれあいによって、傷ついた人の心を癒すことを、アニマルセラピーと言います。アニマルセラピーで対象となる動物は、犬や猫が中心ですが、時としてウサギ、モルモット、ハムスター、馬、イルカなども用いられるようです。

日本では、通信講座で取得できるアニマルセラピーの民間資格もあります。

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動物とのふれあいによって生まれる効果とは?

それでは、ペットを飼うことやアニマルセラピーにはどんな効果があるのでしょうか。具体的に4点挙げますので、一緒に見ていきましょう。

1.孤独感を癒してくれる

人間は誰しもが孤独を感じる生き物。その愛されたい、必要とされたい気持ちがペットによって満たされると言われています。

実際、病院でもストレス症状やうつの症状に苦しんでいる患者がペットと関わることで、投与される向精神薬が減ったということが証明されています。

2.高齢者の心を癒してくれる

ペットと関わることで、高齢者の心理状態が良くなることが分かっています。心理学者であるフランシスは、定期的に子犬を老人ホームに連れていき、高齢者の反応を調べる実験を行いました。その結果、多くの被験者の心理状態が良くなったそうです。

また、日本でも日本動物病院協会が中心となり、ボランティアの方がペットの犬や猫を連れて老人ホームを訪問する活動が頻繁に行われています。

3.人間関係が円滑になる

ペットの効果は高齢者に限りません。心理学者コルソンは、社会的に孤立した人がペットを飼うことにより自分に自信がつき、人間関係も円滑になったことを研究で明らかにしました。

また、ペットは、幼児の情緒発達にも効果的と言われており、こちらも日本動物病院協会が中心となって保育園などにボランティアを派遣しています。

4.血圧が下がる

動物の体をなでると、血圧が低下することが分かっています。また、循環器系疾患を患っている患者が退院してからペットを飼った場合、飼っていない患者よりも生存率が圧倒的に高いという調査結果も出ています。


いかがでしたか?今回は、動物とふれあうことによる効果についてご紹介しました。このコラムを読んで、心理学に興味を持ったりもう少し勉強したいと思った方は、気軽に自宅で学べる講座もありますので、よかったらチェックしてみてくださいね。 

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【参考】
『図解 すぐに使える!心理学』 渋谷昌三 PHP研究所 2013 P122~123
日本動物病院協会
心理の資格と学び&ライフスタイル「アニマルセラピーの効用」

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