心理資格ナビ
ゼロからスタート!心理カウンセラーを目指す方へ ゼロからスタート!心理カウンセラーを目指す方へ

心理カウンセラーに国家資格はあるの?

更新日:2019/07/19

2017年に心理カウンセラーの国家資格が誕生!

以前は、心理カウンセラーの資格といえば『臨床心理士』『認定心理士』『産業カウンセラー』など民間資格のみでした。そんな中、2017年の公認心理師法施行により、心のケアを必要とする人に対して心理状態の観察や分析、相談や助言、援助をする専門職として初めての国家資格『公認心理師』が誕生しました。2018年9月に第1回公認心理師の国家資格試験が実施され、27,876人の合格者が出ています。

ここでは、心理カウンセラーの国家資格が誕生した背景や資格概要について触れていきたいと思います。

国家資格(公認心理師)はなぜできたの?

職場・生活環境において国民の心の健康の保持増進が急務だったため!

我が国の国民の心の健康問題は、職場環境や生活環境が複雑かつ多様化するなかで対応が急がれていました。にもかかわらず、心理に関する支援ができる専門家を証明する国家資格はありませんでした。そのような経緯もあり、国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的に、2015年9月9日に公認心理師法が成立し、2017年9月15日に施行されました。
正式に、我が国初の心理職の国家資格として『公認心理師』資格が誕生したわけです。

国家資格の誕生により、今後は一定の資質が維持された専門職の方が多く生まれ、人々に広く利用できる環境が整っていくのではないでしょうか。一方で、公認心理師有資格者に対しては、社会の変化に沿って生じるさまざまな課題に対応するため、さらに資質向上を図ることが求められるでしょう。

公認心理師の資格概要・取得方法は?

心理学に関する専門的知識・技術を証明するための国家資格!

公認心理師とは『公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。』と定義されています。

一 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。
二 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
三 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
四 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。
※【公認心理師法概要 定義】を参照。

また、公認心理師の資格がなければ、公認心理師の名称又は心理師という文字を用いた名称を使用してはならない、との名称使用制限も定められています。

公認心理師の資格については『こちら』でも詳しく紹介しています。

資格取得には資格試験の受験が必須!受験資格もあり。

公認心理師の資格を得るには試験を受ける必要がありますが、以下の条件を満たさなければ試験を受けることができません。尚、試験は2018年9月に第1回が実施されています。

◎公認心理師 受験資格
1.大学において主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、かつ、大学院において主務大臣指定の心理学等の科目を修めてその課程を修了した者等
2.大学で主務大臣指定の心理学等に関する科目を修め、卒業後一定期間の実務経験を積んだ者等
3.主務大臣が1及び2に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者
※【公認心理師法概要 試験】を参照。
尚、第1回試験での受験資格に該当しなかった条件もあります。第2回試験以降で受験される方は、受験の手引でもしっかり確認するようにしましょう。

◎第1回 公認心理師試験
試験実施日:2018年9月9日(日)
合格発表日:2018年11月30日(金)
受験者数:35,020人
合格者数:27,876人
合格率:79.6%

公認心理師の資格取得方法・試験内容については『こちら』でも詳しく紹介しています。

公認心理師以外の資格でも就転職には有効?

求人募集で『臨床心理士』などの資格要件も多数あり!

公認心理師の資格ができる以前は、『臨床心理士』『認定心理士』『産業カウンセラー』などの民間資格が心理学における専門知識・スキルを証明するものとして存在していました。現状の心理カウンセラー求人募集を見ても『臨床心理士』資格所持者などが優遇されています。心理カウンセラーとしてお仕事をしたいという方は、資格取得を目指してみるのも良いかもしれませんね。
主な民間資格別に、主な活躍の場・業務をまとめてみました。

▽民間資格別 主な活躍の場・業務まとめ

項目 内容
臨床心理士 ・病院、介護施設、福祉施設などでの心理相談役
・スクールカウンセラーとしての業務 ・企業でのメンタルヘルス支援専門家としての業務
・家庭裁判所の調査官としての業務
・個人事業主のカウンセラーとしての業務
認定心理士 ・社会福祉施設や児童相談所、医療機関内(心療内科など)でのカウンセリング業務
産業カウンセラー ・公的機関(公共職業安定所、学校など)や民間企業、医療機関で働く人のメンタルケア業務
・キャリア開発の援助

心理カウンセラーの講座選びなら
BrushUP学び

BrushUP学び

BrushUP学びは心理カウンセラー資格を中心に、セラピストを目指す方が通う、癒し系スクールなどの情報をまとめたサイトです。最安・最短講座がエリアごとにまとめて比較できるので、非常に見やすいです。

心理カウンセラーの資料請求はこちらから