心理カウンセラーの求人は少ない?

心理カウンセラーの求人は少ない?心理カウンセラー
心理カウンセラー
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城川 光子

1985年、東京生まれ。私立渋谷幕張高等学校、上智大学文学部、関西大学大学院心理学研究科心理臨床学専攻。
公認心理師・臨床心理士・産業カウンセラー試験合格。心療内科クリニックでのカウンセリング、小学校スクールカウンセラーなどを経験。「全ての気持ちがあなたの大事な一部」をモットーに、本人の気持ちに寄り添ったカウンセリングを心がける。二児の母。

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心理カウンセラーの求人について

スクールや大学院に通って心理学を勉強した後、心理カウンセラーとしてどのように活動していけばいいか?と心配される方も多いと思います。単刀直入に申しますと、心理カウンセラーの求人は多いとは言えません。

【大学院を経てカウンセラーとして活躍する場合:城川先生】
大学で4年間、大学院で2年間で心理学を学び、臨床心理士として病院や教育機関で働こうとしても間口はそこまで広くないと聞いたことがありましたが、実際に少ないのが現状です。私自身も院を出て1年目はまず資格がありませんので(臨床心理士は大学院修了後の秋に臨床心理士試験受験となるため)、その状態で応募できる募集がかなり少ないです。理解ある職場では「臨床心理士資格取得見込み」で応募できることもありますが、そういった求人でも、資格取得済みの臨床経験のある方との競争になるので、厳しいものがあります。私の場合、医療機関をいくつも落ちながら、最終的に1つのクリニックと、大学院時代に実習をさせていただいたEAP企業(企業外メンタルヘルスを担う会社)の本社でアルバイトすることになりました。翌年以降は、臨床心理士資格取得済みですのでもう少し応募の幅が広がり、ニートの就業支援を行うサポートステーションや、スクールカウンセラーへの応募が可能になっていきました。
ただ、先ほど『大学院時代の実習』と申しましたが、大学院生の卒業後に実習先でちょうど欠員出たり、またはそこで知り合った先輩心理士や、大学院の先生などから、口コミで求人の話が出ることは時折あるようです。採用する側としても、信頼の置ける人からの紹介だと安心できますよね。もちろんそれだけをアテにはできないものですが、大学院卒業後の同期30人ほど全員が何かしらの職を見つけていたので、意外となんとかなるのでは、という風にも感じています。
公認心理師についても、おそらくしばらくは似たような状況になることが予想されますが、国家資格ということで少しずつ状況は改善されていくかもしれません。

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なぜ少ない?今後の需要は?

諸外国に比べると日本は、心のケアの面ではかなり遅れをとっています。他の先進国では、心理カウンセラーはもっと身近でかつ気軽に利用できる存在です。特に大きな悩みや相談事がなくても、セルフマネジメントの一環として心理カウンセラーを利用することも多いようです。

それでも日本も少しずつではありますが、メンタルケアの重要性を考える人が増えてきて、需要が増えてきているのが事実です。ひと昔前の1990年代頃と今を比べると「カウンセリング」「心理カウンセラー」という言葉も様々な場面で聞くようになりました。

これから先の十年後、二十年後は今よりももっと心理カウンセリングが重要とされる社会になる可能性も十分にあります。ですから今後は、今よりも心理カウンセラーの求人も多くなる可能性もあります。ハローワークや転職サイトなどで、もっと一般的に「心理カウンセラー」の職が見つかる時代がくれば、今よりも更に精神的に豊かに健康に日本人が生きていける時代になるかもしれません。
しかし冒頭でも説明したように、現在は心理カウンセラーの求人は少ないのが実情です。 ではスクールで心理カウンセラーになるための勉強した後は、どのように心理カウンセラーとして活動していく人が多いのか、実際の例を出してお話しをしたいと思います。

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心理カウンセラーとして活躍するには?

心理学に関する知識・スキルの習得は必須!

【スクールを経てカウンセラーとして活躍する場合:たまき先生】
私自身は社会人経験を経てから心理カウンセラーの門を叩きました。民間の心理カウンセラーを養成する学校で勉強後、フリーランスの心理カウンセラーとして活動しています。心理カウンセラーとして活躍するには、知識やスキルは必要ですよね。後は、集客方法さえ見い出せればフリーランスとして心理カウンセラーで活躍することも可能ですよ。
今の時代はTwitterやフェイスブックなどのSNSを活用することで、集客も宣伝もできてしまいます。実際、私はブログを書いて、自分がどのようなカウンセリングをおこなっているのかなどの情報を小まめにアップしています。

【大学院を経てカウンセラーとして活躍する場合:城川先生】
私の場合は非常勤を掛け持ちし、クリニックでのカウンセリング、EAP企業での事務、小学校でのスクールカウンセラー、ニート支援団体サポートステーションでのカウンセリング&グループワークなどを経験しました。レンタルカウンセリングルームを借りて個人カウンセリングを実施していたこともあります。

心理学に関する研修は必須で、学会や研修会に参加して、最新の情報にアップデートしていきます。毎年の大きな学会はもちろん、認知行動療法やマインドフルネス、自律訓練法、フォーカシング、家族療法、プレイセラピーなど様々な研修会にも参加してきました。またNLPや交流分析、EMDRなど自分にとって新たな方法に関しては、興味や仕事の必要に応じて時間の許す限り取得していきたいと思っています。最近で言えばセルフコンパッションやオープンダイアログなど最新の心理学のトレンドにもアンテナを張るようにし、研修に参加できないときは本を読むだけでも時代に追いつこうと努力しています。新たな知見は自分を耕すことにも、クライエントのためにもつながるからです。

知識・スキルを習得できれば、活躍の場も多岐に渡る!

【スクールを経てカウンセラーとして活躍する場合:たまき先生】
私のように、フリーランスとして個人で心理カウンセラーの活動をしている人は少なくありません。私の知り合いの心理カウンセラーも多くは個人で活動されています。カウンセリングルームを借りてカウンセリングをおこなう人もいれば、スカイプやzoomという通信機能を使って全国各地の人を相手にカウンセリングをしている人もいます。また、どこかの団体に所属するといった手もあるようです。心理カウンセラーが大勢集まっている団体に所属して電話カウンセリングをおこなうカウンセラーもいるようです。

私の知り合いの心理カウンセラーで、個人で活動しながら本を出版した人もいます。その本から人気に火がついて今や売れっ子のカウンセラーとして活動されています。また個人で活動している内に、企業の方から「心理カウンセラーとして常駐してくれないか」という依頼がきて、企業内のカウンセラーとして働いている人もいます。

【大学院を経てカウンセラーとして活躍する場合:城川先生】
常勤として働く臨床心理士の友人の例では、精神科病院、クリニック、カウンセリングルーム、EAP企業、障害者職業センター、NPO、家庭裁判所調査官など勤務先は多岐に渡ります。大学院時代からそれぞれが自身の知識を深め、その領域の情報収集をし、少しでも関連のある実習を選んだり、研修に参加していました。
仕事をしてネットワークが広がると、そこから次の仕事につながるように感じています。例えば小学校勤務時代にお世話になった副校長先生に研修依頼をいただいたり、クリニックでの同僚から在宅の仕事をやってみないかと言われたり、サポートステーションの元上司から産後戻ってくるよう声かけがあったりと、一度働き始め、そこで信頼関係を得られれば、そこから次につながっていきます。
臨床心理士を持っていない友人でも、社会人経験を活かしてキャリアカウンセラーとして就労に関する面談や企業研修を行っていたり、産業カウンセラーとして協会のお仕事や、大学の相談室や講師をしている方もいて、やはり人とのネットワークを通じて少しずつ仕事が広がっていくとおっしゃっていました。

【まとめ】
求人情報が少ない現状はありますが、心理カウンセラーとしてどのようなことを行っていきたいか、どのように活躍したいかなどをイメージすること最初の一歩だと思います。そこから、身につけるべき知識・スキルを整理し、学び始めてみてはいかがでしょうか。そして心理カウンセラー関連の資格取得を目指し、勇気を出してカウンセラーとしての一歩を踏み出せば、そこからネットワークが広がっていくかもしれません。 おそらく社会の潜在的に心理のニーズは高いのですが、誰に頼んでいいのかわからないのが現状で、いろんな現場で信頼に足る人物だと思ってもらうことができれば、少しずつ仕事の幅は広がっていくのではないかと思います。

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心理カウンセラーを目指すなら

スクールにて知識・スキル習得をおすすめします。

前述でもお伝えしましたが、心理カウンセラーとして活躍していきたいと考えている方は、まず最初に心理学に関する基礎的な知識・スキルを習得されることをおすすめします。その際、独自に書籍やWEB情報などで知識を深めることはできるかもしれません。しかし、それだけでは専門性という面でやや信頼性に欠けると思います。
費用はかかってしまいますが、心理学に関する専門的な基礎知識・スキルを習得できるスクールもあります。心理カウンセラーとして活躍していきたいという方は、検討されてみてはいかがでしょうか。

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