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カウンセラーと年齢|年上・年下のクライアントとどう接する?

更新日: 2018/01/30

カウンセラーとクライアントの年齢について

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カウンセラーのたまきです。私は、社会人として一般企業に就職し働いた後に、元々興味があった心理学の勉強を民間のスクールで学びました。

私が通っていたスクールには様々な年齢層の人がいました。例えば、子育てがひと段落した50代の女性や、定年退職を迎え新しい学びのために心理カウンセラーを目指す男性、大学に通いながら心理カウンセラーを目指す学生などです。

4年制の大学や大学院を卒業後すぐ臨床心理士として働く人もいますが、民間のスクールを卒業しカウンセラーになる人は、カウンセラーとして活動を始める時期や年齢は人によって様々です。

そして同じように、クライアントの年齢も様々です。私が今までカウンセリングをした中で、最年少には中学生がいましたし、最年長では70代の方がいらっしゃいました。私の知り合いの心理カウンセラーには、小学生や80代のクライアントにカウンセリングをおこなっている人もいます。

カウンセラーとして活動していると、自分より年下のクライアントや遥かに年上のクライアントと話す機会もあることでしょう。実際に、心理カウンセラーを目指している人によく質問されるのが、

「自分よりも年上のクライアントの話にはどう対応しているのですか?」
「年上のクライアントから信頼されますか?」
「経験のない介護の悩みなど、どのように聴けば良いのですか?」


ということです。それでは年上・年下のクライアントと、どのように接すれば良いのか考えてみたいと思います。

カウンセラーよりも年上のクライアントに対して

自身の年齢が若いカウンセラーほど、年上のクライアントとお話しする機会は多いものです。

実際に私は30代後半の年齢ですが、今まで自分よりも年上のクライアントとのカウンセリングをたくさん経験してきました。

確かに、私自身はまだ経験をしていない介護の悩みや、近親者や本人の病気の悩みなどを伺うことも多くあります。しかし、クライアントの年齢が自分よりも年上だからといって、何か特別にカウンセリングのスタイルを変えたことはありません。

カウンセリングの基本は、クライアントの話によく傾聴し受容と共感をおこないながら、クライアント自身が悩みや問題を乗り越えるようにサポートをすることです。この基本をしっかりもと心得ておくことは大切です。

心理カウンセラーとしてカウンセリングを始めたばかりの頃は、確かに自分よりも年上のクライアントの話をちゃんと聴けるのか不安もありましたが、クライアントの年齢はさほど気にすることではないと、経験上実感しています。

カウンセラーよりも年下のクライアントに対して

近頃はスクールカウンセラーとして活動する人も増えてきました。世間でカウンセリングに対する認知度が上がり、重要性の理解が進んできたのでしょう。その分、小学生や中学生のクライアントも増えたのではないかと思います。

未成年者がカウンセリングを受ける場合は保護者の同意書が必要なケースもありますが、クライアントがカウンセリングで話した内容は守秘義務として誰にも話さないのが鉄則です。

年上のクライアントと同様、年下のクライアントに対しても、カウンセリングの基本姿勢は変わりません。ただ、カウンセラー自身がこれまでに経験したことや乗り越えてきたことがクライアントの相談内容とリンクし、より受容や共感をおこない易い場合もあるでしょう。

大切なことは基本姿勢と礼儀や敬語、信頼関係

これまでに書いたように、どの年齢のクライアントでもカウンセリングの基本姿勢を変えず、しっかり話を聴き、受容と共感を行うことが大切です。そして礼儀や敬語もマナーとして重要でしょう。

カウンセラー側が年下のクライアントだからといって、横柄な態度をとったり、最初から友達と話すような口調で接したりするのは良くないといえます。

同じく年上のクライアントだからといって、普段使わないような硬すぎる敬語を使ったり、気を遣いすぎたりするのも注意が必要です。

クライアントとより強い信頼関係を築くことで、クライアントの安心感もより強まります。信頼できる相手だからこそ、心を開いて自分の悩みや問題を話そういう気持ちになるものです。

上手にクライアントと信頼関係を築くためにも、基本姿勢を大切にマナーを守ることは重要といえます。