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心理カウンセラーのテクニックで自分の感情をコントロールする具体例

更新日: 2018/03/14

「感情のコントロールができない」というケースについて

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心理カウンセラーとして働いていると、多くの人から様々なご相談を受けます。その中でも

「自分の感情がコントロールできず、小さなことがきっかけで怒りが抑えられなくなり、配偶者に対して怒鳴ってしまう」

「イライラしていると子どもに衝動的に当たってしまうのが止められない」

「過去の悲しかったことがフラッシュバックしてよく泣いてしまう」


など『感情のコントロールが出来ずに苦しんでいる』というご相談も少なくありません。

例えば、母親が情緒不安定で感情的なタイプの場合は子どももその影響を受けます。お母さんの機嫌次第で、言っていることがコロコロと変わったり、昨日怒られなかったことでも今日は酷く怒られたりすると、子どもの心は混乱してしまいます。そしていつも人の顔色を伺う癖がついてしまい、自分を表現することを抑圧してしまいます。しかし、このような事例で辛い思いをしているのは、決して子どもだけではなく母親自身が自己嫌悪と闘って辛い思いをしている場合も多いのです。そんな時に自分の感情を上手にコントロールすることができれば、酷く自己嫌悪に悩まされることもないかもしれませんし、子どもも混乱せずに済むかもしれませんよね。

また仕事で上司がとても感情的なタイプだとすれば、部下は「怒られないようにする」ことを目標としてしまうケースも多く、業績が上がらない場合もあるでしょう。業績が上がらないことに腹を立ててまた感情的に怒ると、部下は必死で業績を上げようとしますが本人が燃え尽きてしまい、会社から離れることを考える‥というケースもあるでしょう。

このように感情的になって人と接するというのは、他人の心を疲れさせてしまうケースも多いですし、当の本人も苦しむ結果になる場合が多いと言っても良いでしょう。
感情のコントロールは少々訓練が必要ですが、誰でも習得できるものでもあります。感情は感じないようにしようと思っても、多くの場合は瞬時に湧き上がってくるものです。その感情を止めることはとても難しいことです。しかし、感情を止めることなく上手く付き合っていくにはどうすれば良いのか考えてみたいと思います。

疲れを溜めないことも大事

人は身体的にも精神的にも疲れていると、感情のコントロールが難しくなると言われています。
心と身体はつながっていると言われているので、どちらかの調子が悪いときは感情のコントロールが難しくなってしまいます。そのため、自分の感情をコントロールするには、よく睡眠をとることも大切です。

自律神経のバランスの話になりますが、交感神経が優位になってしまうとリラックスができない状態になり、感情も爆発しやすくなります。逆に副交感神経が優位になると、落ち着いた状態になりリラックスできるのです。

副交感神経を優位にするためには、深呼吸をすると良いと言われています。怒りなど衝動的な感情を感じているときは、呼吸が浅くなり血圧も上昇しています。そんなときに意識して深く呼吸を繰り返すだけで、副交感神経が高まり、怒りも徐々に落ち着いてくるのです。

深く呼吸をするための腹式呼吸は、ヨガでも取り入れられています。身体を適度に動かしながら深呼吸をするとさらに効果があるかもしれません。

私も心理カウンセラーとして、疲れをできるだけ溜めないために、マッサージを定期的に受けたり瞑想をしながら呼吸法を取り入れたりして、自分の身体と付き合っています。身体の調子が良いと、心も元気になります。

自分の身体を大事に扱う、というのも、実は自分の感情をコントロールする上で大変重要なことなのです。「疲れている」と感じたときの対処法を、普段から考えておくと良いでしょう。