心理資格ナビ
ゼロからスタート!心理カウンセラーを目指す方へ ゼロからスタート!心理カウンセラーを目指す方へ

仕事に行きたくないときの対処法

更新日: 2018/11/30

仕事に行きたくない‥休日が終わってしまうことが怖い‥と感じる心

イメージ

あなたは「仕事に行きたくないなぁ‥」と思ってしまったことはないでしょうか?

『サザエさん症候群』という言葉が少し前に話題になりましたが、日曜日の夕方にアニメのサザエさんを観ると、「明日は仕事なんだ‥行きたくないなぁ‥」と憂鬱な気分になってしまう人も多くいるようですね。楽しかった休日が終わると、一抹の寂しさや不安を感じてしまう人も多いことと思います。きっと多くの社会人が、一度は「仕事に行きたくない」と感じた経験があることでしょう。

毎日仕事が楽しくて楽しくて、ずっと仕事をしていたいと思う人もいるかもしれませんが、体調不良や環境の変化、心のバイオリズムなどで、いつも一定のポジティブなテンションを保つことは難しいことです。「仕事に行きたくない」と思ってしまうことは、決して悪いことではなく、人間であればそう思ってしまう時があって「ごく当たり前である」と捉えた方が良いかもしれません。

しかし、仕事に行きたくない気持ちを、ずっと長い間一人で抱えてしまうとどうなってしまうでしょうか?自覚がない人がほとんどですが、海外の人に比べて日本人は真面目で勤勉です。だからこそ「頑張っていない」ことや「怠けている」ことに罪悪感を抱きやすい一面があるのですが、仕事に行きたくない=私は頑張っていない、と自己評価を下してしまう人も少なくありません。

『他の人はみんな仕事を頑張っているのに、なぜ自分は仕事に行きたくないと感じてしまうのだろう』と他人と自分を比較して、強く自分を責めてしまうこともあるでしょう。または『仕事に行きたくないと思ってしまう自分は弱い人間だ』と感じてしまうこともあるかもしれません。そういった自責の念が、うつ状態を引き起こすなど、心の病につながってしまう可能性も秘めています。

朝起きるのが怖くなったり、次の日の仕事のことを考えると夜になかなか寝付くことができなかったり、眠れたとしても夢でうなされたり、いつもは楽しいと感じていることに急に興味がなくなってしまったり、食欲が減退してしまったり、そういった症状が出てしまっているのであれば過度なストレスがかかっているのかもしれません。勤務先の産業医や病院で相談するなど、早めの対策が必要になります。

しかし、どんな人でも「仕事に行きたくない」と思う時があって当たり前だと思いますが、すっきりしないモヤモヤを心に抱え続けてしまうことは苦しいですよね。では、「仕事に行きたくない」と感じたときは、どんな対処法があるのか考えてみたいと思います。

「仕事に行きたくない」と感じたときの3つの対処法

人によって「仕事に行きたくない」と感じてしまうときは様々だと思いますが、その多くの原因は、仕事上での人間関係のトラブル、過度なプレッシャーを感じているとき、正当な評価をされていないと感じるとき、または仕事がつまらなくなってしまい日常が退屈なとき等に感じてしまう人が多いようです。

このように、「仕事に行きたくない」と感じているときの多くは、心に何らかのストレスや不安を感じているときです。そのストレスや不安が大きければ大きいほど、憂鬱な気分が長引き、軽い鬱状態に陥ってしまいます。

「仕事に行きたくない」と感じているときは、自覚はないかもしれませんが、心はストレスや不安で負担がかかっている状態です。そんな時に無理矢理にでもモチベーションを上げようと努力すると、更に疲れやプレッシャーを自分に与えてしまうことにも繋がりかねません。


対処法の1つとして、「ゆっくり休んでみる」ことをお奨めします。日本人は勤勉で真面目なので、有給をとることに罪悪感を感じてしまう人も多いようですが、自分の心の平和を保つためにも、仕事に行きたくないと感じた時は思い切って休んでみてはいかがでしょうか。

一度仕事から離れてみると、自分を俯瞰して見ることができます。また、休むことにより、ストレスや疲れが減っていき、自責する癖がある人もニュートラルに物事を考えられるようになるかもしれません。無理に自分を奮い立たせるのではなく、スローペースになって一度休んでみると良いでしょう。

しかし、ゆっくり休むことができれば良いのですが、仕事の都合上どうしても休めない人もいるかもしれませんね。有給があれば良いですが、有給自体ないようなお仕事をされている方もいらっしゃるでしょう。

そんな人々のためにも、対処法の2つ目として、「涙活」をお奨めします。少し前に「涙活」が流行ったのはご存知でしょうか?メディアでもよく紹介されていて、言葉を聞いたことのある人は多いかもしれませんね。

涙活とは、意識的に涙を流すことでストレス解消を図る活動のことを指します。
涙を流すことにより、自律神経は緊張や興奮を促す交感神経優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経優位な状態に変化します。

不安や緊張状態が続いていると、どうしても交感神経優位な状態になってしまい、休まることがありません。頭をいつも忙しく回転させてしまいます。そのような状態から、副交感神経優位にチェンジすることができると、ゆったりした気持ちを取り戻すことができたり、自責する癖も少し収まったりする可能性があります。仕事に行きたくないと感じてしまっている自分を「そういう時もある」と許せるようになるかもしれませんし、「自分らしく頑張っていけば良いか」とゆとりを持って仕事に向き合うことができるかもしれません。

今は、泣ける映画や朗読を聞いて涙活するサークルも沢山あるようです。そこに参加するのも有りだと思いますが、自分一人でも意識的に感動し泣ける映画や本をみてみることをお奨めします。涙を流すことでストレス解消ができると、心にも余裕を取り戻すことができ、仕事に対する考え方も変化するかもしれません。

対処法の3つ目は、「誰かに話す」ことです。仕事に行きたくない気持ちを一人で抱え続けてしまうと、葛藤や不安が大きくなっていきます。誰かに自分の気持ちを打ち明けることにより、自分では考えもしなかった予想外の良いアドバイスをもらうことができたり、話すことだけでも心が軽くなることもあるでしょう。

また、「誰しもが仕事に行きたくないときがある」ということ知ることも大事です。もしできるのであれば、「仕事に行きたくないと感じたことはあるか」同僚や身近な人に聞いてみてはいかがでしょうか?きっと多くの人が「YES」と答えることでしょう。「仕事に行きたくないと思うときは、誰にだってある」その事実を心から理解することができると、「仕事に行きたくない」と思ってしまうことは悪いことではないと感じることができるでしょう。

また、同僚や身近な人に聞くことが難しいのであれば、カウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか。自分の心の中にある葛藤や不安を吐き出すだけでも楽になる可能性があるのと同時に、自分の気持ちに共感し受容してもらえるだけでも、少しずつ仕事に向き合ってみようという元気が湧いてくるかもしれません。

今回は3つの対処法を紹介しましたが、自分が取り入れやすい項目からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。そして、不安や憂鬱の暗闇から、あくまで自分のペースで、少しずつ抜け出せると良いですね。