心の「コリ」をほぐそう!

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心の「コリ」をほぐそう!

あなたには心の「コリ」ありますか?

肩こりなど体のコリには敏感でも、心のコリにはもしかしたら気付いていないかも・・・。今回は心の「コリ」のほぐし方についてご紹介します。

ストレスがたまっている時のサインは?

心のサインと体のサイン、両方をチェック!

体や心にこんなサインが見られたら、もしかして、あなたの心はカチコチになっているかも・・・。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

心のサイン
・憂鬱、悲しい気分になることがよくある
・気分がふさぎこんでいる
・何事にもやる気がわかない
・よくイライラしたり怒りっぽくなったりする
・落ち着かない気持ちになる
・不安感や焦燥感が強い

体のサイン
・寝つきが悪い、また夜中や朝早くに目が覚める
・食欲がない
・慢性的な頭痛、腰痛、腹痛などがある
・動悸、息苦しさを感じる
・下痢や便秘が続く
・集中力や記憶力が落ちていると感じる

長期間これらのサインが見られる場合は、ストレスがたまっている可能性大!です。

心のコリの原因は?

心の疲れを放置しているからかも!

職場や家庭で自分の感情を押し殺していたり、将来に不安を感じていたり…。悩みは人それぞれだと思いますが、ネガティブな感情を抱え込んでしまうと、だんだんとそれが積もっていって心の「コリ」へと変わってしまいます

この心のコリによって、先ほどご紹介したようなサインが出てくることも少なくありません。ネガティブな感情が朝になっても残っている場合は、心のコリがあらわれている証拠です。

起こりやすい心の疲れとその解消法は?

癖になりやすい3つのタイプを紹介!

心のコリを予防するためには、ネガティブ感情をリセットすることが大切です。ネガティブな感情をリセットするためには、嫌な感情から目を背けず、手放すことが有効だと言われています。

ここでは、癖になりやすい心の疲れその解消法についてご紹介していきます。


1】イライラ癖

<なりやすい人>
・人の頼みに「NO」と言えない
・相手に期待しすぎる
・人と自分を比べがち

人によく見られたいという気持ちが強く、こなせない量の仕事を引き受けてしまったり、行きたくもない飲み会の誘いを断れなかったり…。自分をうまくコントロールできなくて、つい人に当たってしまうことも。また、人に期待して、相手が思い通りに動いてくれなかったり、人と自分を比べたりすることで、イライラしてしまいがちです。

<解消方法>
相手に「こうしてほしい」と自己中心的に期待するのではなく、相手のペースを尊重するようにすればイライラすることも少なくなっていくかもしれません。また、相手への期待が裏切られた時にイライラが起こりやすくなるので、相手に過剰な期待をすることをやめると心がすっと楽になるはずです。

2】不安癖

<なりやすい人>
・失敗することに恐怖心がある
・こうあらねばならないという思い込みが強い

「失敗してしまったらどうしよう」「仕事がなくなってしまったらどうしよう」などと不安を感じやすく、悪いほうへ悪いほうへと考えがちで、不安がどんどん膨らんでしまいます。また、現代はSNSなど入ってくる情報量も増えがち。それが不安をあおる要因にもなりえます。

<解消方法>
不安や心配ごとがあるのは生きている証拠だと前向きに捉えましょう。多かれ少なかれ皆不安は抱えているものです。先のことは、実際そうなった時に考えましょう。特に夜はネガティブな気持ちになりやすいので、あれこれ考えるのはやめてリラックスするようにしましょう「今」を大切にして、自分がやれることを一生懸命やれば、次第に気持ちも落ち着いてくるはずです。

3】うつうつ、もやもや癖

<なりやすい人>
・自分に自信がない
・自分を認めてほしいという気持ちが強い
・頭を切り替えるのが苦手

「頑張っているけど、これで評価されなかったら・・・」など、1つの思いにとらわれやすく、びくびくしてしまいがちです。緊張しやすく、心の安まる時がありません。実際に評価されなかった時には、自分の人格まで否定されたような気分になり、「なんで認めてもらえないんだろう」と、うつうつとした気分に陥ります。

<解消方法>
他人の評価を気にするよりも、まずは小さなことでも最後までやりきることを目標にしましょう。やりきれば達成感にもつながり、それを積み重ねていくことで自信もついてくるはずです。またうつうつとした気分になるのは、気持ちを解放できていない証拠。友達と話したり、好きな音楽を聴いたりするなど自分にとってのリラックス方法を見つけてみてください

まとめ

心の疲れは、ためこんだり、放置したり、ごまかしたりすることによって心のコリへと変わってしまいます。そうならないうちに、心の疲れを感じたら、ストレスがたまっていることを自覚して受け止め、それを何らかの形で吐き出すようにしましょう。

ストレス解消には、「からだを動かす」「趣味を楽しむ」「親しい人に話を聞いてもらう」「自分の考え方・見方を変えてみる」などの方法が有効です。

ストレスケアについてもっと理解を深めたいという方は、気軽に学べる通信講座もありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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<参考>
健康づくり啓発広報紙「けんこうの芽」 第15号
日経ウーマン 2015年 03月号 日経BP社 P44~45

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