雨の日の不調…気象病(天気病)って何?

雨の日の不調…気象病(天気病)って何?コラム
コラム

はじめに

雨の日に限って、頭が痛くなる、めまいがする、体が重くなる、気持ちがふさぎこむ…。こんな人はいませんか?実は、天気と体調は密接に関わりあっています。今回は、気圧の変化で起こる気象病について詳しくご紹介していきます

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気象病って何?

気圧の変化によって起こる体調不良!

気象病とは、気圧の変化によって起こる様々な不調の総称で、天気病とも呼ばれています。

医学的に認められた病気ではないものの、1年を通して気圧の変化が起こりやすい日本では、約10人に1人が気象病に悩まされていると言われています。

気象病で起こりやすい不調

・頭痛
・めまい
・肩こり
・関節痛
・古傷の痛み
・吐き気
・だるさ

元々、頭痛持ちだったり、肩がこりやすかったりすると、それが気圧の低下によって悪化することも多いと言われています。特に女性は、天気による体調不良を訴える人が多く、症状として多いのが頭痛だそうです。

ラットの実験では、気圧が低下するとうつ症状が悪化するという結果も出ています。

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気象病の原因は?

気圧の変化や寒暖差などによる自律神経の乱れ!

気象病の原因は、気圧の変化や寒暖差などによって起こる自律神経の乱れだと考えられています。

血液、呼吸、代謝、体温調整などを24時間休みなくコントロールしているのが自律神経です。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれていて、通常は互いにバランスを取り合っています。しかし、気圧や気候の急激な変化を受けると、常に交感神経が優位な状態になり、それに伴い痛みを感じる神経も興奮して、不調が起こりやすい状態になるのです。

最近の研究では、気圧の変化をキャッチするセンサーが耳の奥の内耳にあることが明らかになりました。気圧が変化すると、内耳のセンサーから「体のバランスが崩れている」という情報が脳に伝わります。でも、実際に崩れているわけではないので、脳が混乱して交感神経や痛みが伝わる神経を刺激します。交感神経が刺激されると、頭痛やめまいなど様々な不調が起こりやすくなります。

また、寒暖差が大きくなると、自律神経が体を一定の状態に保とうとして、大量にエネルギーを消費します。そうなると疲れがたまりやすくなったり、体が冷えやすくなったりします。

その他、気圧の変化によって体の水分調整がきかなくなり、体液のめぐりが滞ることも気象病の原因として考えられています

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気象病になりやすい人の特徴は?

女性やデスクワークが長い人!

気象病になりやすい人は、20~40代の女性が多いと言われています。

これは、月経によってホルモンバランスが変化し、体調不良を引き起こしやすくなることが原因だと考えられています。

低血圧や貧血の人も気象病になりやすい傾向があります

また、普段、デスクワークの時間が長い人は姿勢が悪くなりがちです。

自律神経は脳にある視床下部から脊髄を通り、全身に信号を出しています。そのため姿勢が悪いと、自律神経の乱れが生じてしまいます。

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気象病の対策は?

漢方やストレッチなどがおすすめ!

気象病の対策法としておすすめなのが、漢方やストレッチです。

漢方薬では、五苓散(ごれいさん)というものが気象病に効くと言われています。五苓散には、体内で滞った余分な水分を排出する働きや、お腹を温める効果があります。

また、肩を上げ下げしたり、回したりするストレッチなども体のゆがみの改善や予防につながるのでおすすめです。仕事中なども、こまめに行うようにしましょう。ストレッチができない時は、深呼吸するだけでも体を緩めることができると言われています。

ここでは、気象病に効く内耳マッサージも一緒にご紹介します。

耳たぶ(両耳)を上、下、横方向に5秒ずつ引っ張ります。さらに引っ張ったまま5回ほど回しましょう。簡単にできますので、ぜひ試してみてくださいね。

それ以外に対策としておすすめなのが日記をつけること

不調を感じた日や具体的な症状を記しておくことで、不調が出るのはどんな天気の時なのかパターンが分かり、対策も立てやすくなります。例えば、「雨の日は頭が痛くなりやすい」「曇りの日はうつっぽくなる」など。体調管理をサポートしてくれるスマホのアプリなどもありますので、そういったものを活用するのも良いですね。

あらかじめ、翌日の天気予報を見ておき、低気圧が近づいている時には、

・体を温める
・お風呂や運動で発汗する
・ハトムギ茶や豆類など水のめぐりをよくする食材を積極的に摂る

などの対策をとっておくと良いでしょう。

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まとめ ~気象病を寄せつけないために~

今回は気象病についてご紹介しましたがいかがでしたか?

気象病を寄せつけないためには、規則正しい生活をするのが一番です。

「早寝早起き」「適度な運動」「充分な睡眠」などを心掛けるだけでも、自律神経が整い、気象病が起こりにくくなります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

■ 参考
・工藤孝文『- 女性専門の疲労外来ドクターが教える - 疲れない大百科』 ワニブックス、2019年
・『美的』 小学館、2018年7月号、P219~226 

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