心理カウンセラーに不可欠な3つの態度とは?

心理カウンセラーに不可欠な3つの態度とはコラム
コラム

はじめに

ストレスフルな現代社会において、今や心理カウンセラーは多くの人に求められる存在となっています。相談者の心をサポートするカウンセリングを行う時には、欠くことのできない3つの態度があると言われています。

今回は、「カウンセリングにおいて不可欠な3つの態度」についてご紹介します。心理カウンセラーに興味がある、また将来的に心理カウンセラーになりたい方はぜひ読んでみて下さいね。

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カウンセリングに必要な3つの態度とは?

「受容」「共感的理解」「自己一致」

アメリカの心理学者であるカール・ロジャーズは、カウンセリングに不可欠な3つの態度として「受容」「共感的理解」「自己一致」を挙げています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

(1)受容
クライエント(患者)のありのままを認めることを言います。これは言い換えれば、一人ひとりみんな異なった感じ方、考え方、生き方をしていることを心から認めるということです。

カウンセラー側が受容しているとただ思うだけでは受容は成立しません。クライエントが、「このカウンセラーは私を1人の人間として大切にしてくれている」と確信を持てるようになって初めて、受容しているということができます。

(2)共感的理解
カウンセラーがクライエントを理解しようとする態度のことを言います。他人を完全に理解しようと思ってもなかなか難しいので、あくまで理解しようとする態度が大切ということになります。

カウンセラーは、相手とのカウンセリングを通し、理解できたことを自分の言葉でクライエントに伝えていくことで、クライエントのことを正確に理解しやすくなります。

(3)自己一致-誠実な態度
カウンセラー自身があるがままの状態でいることを言います。カウンセラーは、カウンセリングをしている時に、自分の中に生まれた気持ち(例えば、自分が感じている不安やクライエントに対する賞賛、または批判などの気持ち)をありのまま受け入れ、自分の状態に気付き、誠実な態度でいることが求められます。

カウンセラーは「指示」ではなく「支援」を!

カウンセリングは、一方的にカウンセラーが指示をするものではなく、あくまで支援者の立場で行われます。

心に不安や悩みを抱えているクライエントと接するのは難しい時もありますが、どんな時でも温かい気持ちで接する忍耐力包容力がカウンセラーには必要となります。また、相手を理解する力や、自制する力も大切です。

カウンセラーは、答えを教えるのではなく、カウンセリングを通じてクライエントに答えを見つけてもらい、心を徐々に回復させていきます。

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「受容」「共感的理解」「自己一致」以外に大切なものは?

カウンセリングに必須!「傾聴」の姿勢

カウンセリングに必要な3つの態度以外にも大切な姿勢があります。

それは傾聴です。

傾聴とは、相手の話を積極的に理解しようとする聞き方のことを言い、アクティブ・リスニングとも呼ばれています。

人は、聞き上手な相手に対しては、心を開きやすくなります。また、自分の気持ちを伝えようという気にもなります。傾聴の姿勢はカウンセリングにおいて必須であり、さらに私たちの日頃の人間関係においても必要なものだと言えます。

カウンセラーが「受容」「共感的理解」「自己一致」を大切にし、クライエントの話を傾聴することにより、カウンセラーとクライエントの間には信頼関係(ラポール)が生まれます。この信頼関係を通して、クライエントは次第にありのままの自分を受け入れられるようになっていきます。

認知の歪みについて

クライエントが抱える心の不適応な状態は、自己認知の歪みによって起こると言われています。

認知の歪みとは、物事に白黒つけないと気が済まない全か無か思考や、1度の失敗でも次も失敗すると思い込んでしまう一般化のしすぎなど、物事の捉え方が極端になっていることを言います。この認知の歪みは、うつ病の人に多く見られることが分かっています。

自分はこうでありたいという理想とありのままの自分の間でズレが起こり、それがクライエントを苦しめているといった場合も多々あります。

それを解決するためには、クライエント自身がこれまで気付かなかったありのままの自分に気付くことが必要です。そのための手助けをし、これまでとは違った視点で物事を捉えられるようにするのがカウンセラーの役割とも言えるでしょう。

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まとめ

今回は、「カウンセリングにおける3つの不可欠な態度」についてご紹介しました。

今回ご紹介したロジャーズが唱えた療法、すなわち、受容」「共感的理解」「自己一致」という3つのスタンスを持って傾聴する療法は、来談者中心療法と呼ばれています。

この来談者中心療法は、日本でも1940年代から取り入れられています。カウンセリングの基本とも言える療法なので、心理カウンセラーになりたいという人は覚えておくと良いですね。

今回のコラムを読んで、心理カウンセラーやカウンセリングに興味が出てきたという方は、自宅で気軽に学べる通信講座がおすすめです。独学で勉強するよりも理解が深まりますし、資格も取得することができます。

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■ 参考
・「決定版 面白いほどよくわかる!心理学」渋谷昌三 西東社 2017 P50~51、P214~215
・https://co-life.jp/%e5%bf%83%e7%90%86%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ab%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%aa%ef%bc%93%e3%81%a4%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6/

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