マーケティングで活用!恋愛にも応用できるウィンザー効果とは?

マーケティングで活用!恋愛にも応用できるウィンザー効果とは?コラム一覧
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はじめに

皆さんは、ウィンザー効果という心理学用語をご存じですか?ウィンザー効果は、マーケティングにおいて、口コミ効果の一つとして活用されているもので、恋愛にも使えるテクニックです。

今回はこのウィンザー効果についてご紹介します。

ウィンザー効果とは?

第三者を通した方が本人に直接伝えるよりも影響力があるという心理効果のこと!

ウィンザー効果とは、第三者を通じた情報や噂話の方が、直接本人に伝えるよりも影響が大きいという心理的効果のことを言います。

作家アーリーン・ロマノネスの自伝的スパイ小説『伯爵夫人はスパイ』の中で登場するウィンザー公夫人の「第三者のほめ言葉は、どんな時でも一番効き目があるのよ、忘れないでね」という言葉にちなんでウィンザー効果と名付けられました。

マーケティングで活用されるウィンザー効果とは?

口コミやレビューでよく使われる!

例えば、あるメーカーの化粧品のホームページに「自社の商品は素晴らしい」などといくら長所が書き連ねてあっても、信憑性は低いですよね。それでは、化粧品を使った人の口コミやレビューなどで「この商品は素晴らしい」と書いてあったらどうでしょうか?信用する気になりませんか?これがマーケティングでよく活用されているウィンザー効果です。

自社サイトにこういった商品の口コミを掲載する場合は、良い評価ばかりでなく悪い評価も載せることでユーザーに対する信頼性を高める場合もあります。

ステマ(ステルスマーケティング)の問題

一時期、芸能人のステマが問題になりましたよね。

これは、ステルスマーケティングの略で、宣伝であると消費者に悟られないように宣伝を行うマーケティング手法のひとつです。よくあるステマの方法としては、

1. 一般の消費者になりすまして自社の人間が口コミや記事を書く
2. ブロガーや芸能人に宣伝を依頼する

などがあります。

ステマは、一般的にはモラルに反するとされており、それが発覚した場合は非難を受けることもしばしばです。ですので、ウィンザー効果は第三者に対して利害関係がない場合のみ効果を発揮すると言えるでしょう。

また、サイトに口コミが掲載されていても、それが本当に消費者の書いた口コミであるとは限りませんよね。そのため、企業の中にはダイレクトメールや自社サイトなどで消費者の直筆の感想をそのまま載せるなど、信憑性を高めるための対策を講じている場合もあります。

恋愛でもウィンザー効果を活用してみよう

噂話は本人に必ず伝わる!

もし、今あなたに好きな人がいるのなら、ウィンザー効果を活用してみましょう。

片思いしている男性、女性に話が伝わるよう、その相手に近い関係の人に「○○さんって仕事できるよね」「△△さんって面倒見が良いから好きだな」など相手の長所や好きな部分を話してみましょう。

そうすると、その話は高い確率で本人にも伝わります。そんなに片思いの相手と親しい関係ではない場合も、「自分のことをよく言ってくれたあの人はどんな人だろう」と相手の想像力をかきたてることができます。また、どんどん関心も高まっていって、あなたを見る目も変わるはずですよ。

まとめ

今回はマーケティングでよく使われているウィンザー効果についてご紹介しました。

ぜひ日常にも取り入れてみてくださいね。

今回ご紹介したウィンザー効果は行動心理にあたります。今回のコラムを読んで、心理学に興味を持った方は、気軽に自宅で学べる通信講座を受けてみてはいかがでしょうか?

いろいろな種類のものがあるので、自分が知識を深めたいと思う講座がきっと見つかるはずですよ。心理学を勉強しながら資格も取得できますので、よかったらチェックしてみてくださいね。

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■ 参考
・「面白いほどよくわかる!恋愛の心理学」渋谷昌三 西東社 2016 P150
・https://service.plan-b.co.jp/blog/marketing/11329/
・https://liskul.com/wm_st6-5140

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